デート前の必勝スキンケア

今週末は待ちに待ったデート。それなのに、なんだか肌の調子が良くない…。


そう、お肌のトラブルは女性にとっては最大のピンチ! ピンチを打破するために焦って化粧品を変えてみようとか、エステに行ってみようとか、闇雲に即効性がありそうなものに手を出してしまいがちです。

 

エステに駆け込むその前に、一度じっくり自分のお肌を見ていつものスキンケアを振り返ってみましょう。もしかしたら身近なところにお肌のトラブルの原因があるかもしれません。
ほんの少しお手入れを見直して、ちょっとだけ量や時間をプラスするというような簡単な方法でみるみるお肌が回復してきます。つるつるのお肌で最高のデートを楽しみましょう!

 

 

■お肌を擦ってしまっているかも
お肌のトラブルが起こったとき、薬と同じように何かアイテムをプラスする方に意識が向きがちです。

スキンケアでは、お肌につけるアイテムよりも洗顔が最も大切です。きちんと汚れが落ちていないお肌には、どんなリッチな美容液をのせても浸透していかないからです。
また、忙しく過ごしているときは特に洗顔のときに無意識にお肌を擦ってしまいがちです。お肌に摩擦を与えてしまうと、お肌のバリア機能が弱まり、トラブルを起こしやすい状態に傾いてしまいます。

 

・泡の状態を確認する
泡の量と濃さが足りていないと、洗顔の際に直接手が肌に触れて擦ってしまいます。濃密な弾力のある泡は、泡自体がクッションになり、お肌にのせているだけで毛穴や角質の汚れを取り除きます。泡の量が足りない場合は泡立てる際の水の量を増やし、濃さが足りない場合は洗顔料を泡立てる時間をもう少し増やしてみてください。
また、洗顔料によっては泡立てる必要のないタイプもありますが、同様に手がお肌に触れないぐらいの量をしっかり使い、お肌を擦らないように注意しましょう。

 

・洗顔のポイント
洗顔の際は、泡で洗うようにして手は優しく添えているだけで十分です。人差し指、中指、薬指の腹を使い、クルクルと優しく泡を動かします。お顔の中でも、おでこと鼻筋、顎までのTゾーンは、比較的皮脂分泌の多いところで、頬やフェイスラインといったUゾーンは、乾燥しやすいところです。Tゾーンから洗い始め、その後にUゾーンを、皮膚の薄い目元は最後に洗います。泡ののせすぎはお肌に必要な皮脂を奪い、お肌の乾燥を招いてしまいます。約1分を目安にお顔全体を洗いましょう。

 

・すすぎは十分に
すすぎ残しは、お肌のトラブルの原因になります。特に泡が残りがちな髪の生え際や小鼻のキワ、コメカミなどは丁寧にすすぎましょう。すすぎの時間は洗顔の倍の2分を目安にしてください。すすぎの湯温は人肌程度のぬるま湯が基本です。それ以上の高温になると乾燥やシワなどの原因になってしまいます。

 

・洗顔料にもこだわる
泡を立てるためには、界面活性剤が必要ですが、洗顔料の中には、お肌に負担をかける合成の界面活性剤を使用したものもあります。すぐに影響がない場合でも、長い時間をかけてじわじわとお肌に負担をかけてしますので、合成の界面活性剤フリーのものがおすすめです。
また、クレンジング剤と洗顔料を別々に使っている場合、クレンジング剤はオイルタイプを避け、ミルクタイプかジェルタイプがおすすめです。お肌の潤いを守りながらメイク汚れを落としてくれます。

 

 

■お風呂で肌パック
体と同じようにお肌も代謝しています。これをターンオーバーと言いますが、加齢や乾燥、ストレスなどによりターンオーバーは乱れます。ターンオーバーが乱れると、お肌の角質が厚くなり、乾燥やくすみ、ニキビなど、あらゆる肌トラブルを引き起こします。ターンオーバーを正常に整えるには、洗顔できちんと汚れを落とすことと、お肌の潤いを守ることです。保湿を強化したい場合には、お肌のパックがおすすめです。
市販の肌パックを購入しなくても、全顔を包めるマスクタイプのシートやコットンに手持ちの化粧水をたっぷり含ませてパックするだけでも十分な効果を期待できます。さらに、湿度の高いお風呂で湯船に浸かりながらパックをすると、スチームのように保湿効果が高まるので、おすすめです。パックする時間は10〜15分が目安です。
ここぞ! という日までが短いなら毎日、難しい場合は2日に1回を集中的に取り入れてみてください。

 

 

■お肌をつくっているのは生活習慣
健やかな美しいお肌を育てるためには、スキンケアだけでなく、食生活を整えて体の内側からケアすることも大切です。

お肌のハリや弾力を支えるコラーゲンを作る良質なタンパク質とビタミン、ミネラルがたっぷり取れる食事を心がけましょう。特にお肌と関わりの深いビタミンはA・C・Eです。ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を維持する栄養素で、ほうれん草や小松菜、人参、かぼちゃなどに、ビタミンCは、コラーゲンの生成を促す働きがあり、ブロッコリーや水菜、赤パプリカに多く含まれます。ビタミンEは、抗酸化力が高く、かぼちゃやアーモンド、菜の花に多く含まれ、お肌の老化を防ぐ働きがあります。
また、お肌の生まれ変わりを促す成長ホルモンは、美のゴールデンタイムである23時〜2時の間に最も分泌されると言われています。この時間に睡眠を取るのがお肌のためにはベストではありますが、現代人の生活ではなかなか難しい場合も多いですよね。23時とはいかなくとも日をまたぐ深夜0時までに就寝したいところです。

 

 

■おわりに
お肌の調子がよくないとき、焦りの気持ちから新しい化粧品を探したり、駆け込み寺のようにむやみにエステに行ってしまいがちです。

もちろん、新しいよい化粧品に巡り合えたり、即効性のある施術を受けられたりすることもあるので、これも決して悪いことではありませんが、お肌のトラブルの多くは、間違ったスキンケアや食事、睡眠など、もっと身近なところにあります。

まずは、ベースである日頃のスキンケアと食事や睡眠などの生活習慣を振り返り、そこを整えた上で新しいものを選択することが大切です。

お肌が綺麗であることは何よりも気持ちを前向きにしてくれます。潤いに溢れたつやつやのお肌でデートに臨み、素敵な時間を過ごしてくださいね。

 

 

 

chiie

author:chiie

Chiie スキンケアメーカーで10年勤務後、ライターとして独立。1万人を超えるお肌の相談と自身の経験から肌の美しさには...
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