占いコラム｜占い師ってどうしたらなれるの？　成功する ポイントは？

占い師になってみたい！という人は、実はかなりいます。

けれど、どうすれば占い師としてデビューできるのかはあまり知られていません。

デビューしてからの集客をどうしたらいいのかも戸惑う人が多いようです。

現役占い師の立場から、占い師になる方法をお伝えします。

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占い師になるのに資格は不要です。

実は、占い師になるのに資格はありません。

「占い師です」と名乗れば、今日からでも占い師になることはできるのです。

意外に思われるかもしれませんが、占い師には今すぐにでもなることができます。

そう、たとえ占いができなくても、名乗ることができるのですから、すごい世界ですよね。

占い師になりたいと思い立つ人はよく「人の悩み相談を聞くことが好きだから」と言います。

それはとても大事な占い師の特性です。

占いの多くは、悩み相談だからです。

でももちろん、誰でも占い師として成功できるわけではありません。

当たると評判になり、リピーターが大勢つくまでには、日々努力を重ねる必要があります。

なによりもまず必要なのは、人を占うことができる占いの技術を身につけること。

それから周囲の友人知人などを何人か占ってみて、当たると言われることが増えるようになったら、占い師としてデビューしてもお客さんがつく可能性があります。

では、どうすれば占い師としてデビューできるのでしょうか。

占い師としてデビューするためには、大きく分けて２つの方法があります。

ひとつは、占い師を募集しているところに応募して採用面接を受けること。

もうひとつは、自分で占い師として開業することです。

個人で開業するほうがトクなのでは、と考える人もいるかもしれません。

どこかに所属するということは、所属先と売り上げを分け合うことになるので、それが嫌だ、全額自分のものにしたい、と考える人は、自分で開業するのがいいでしょう。

今ではクラウドソーシングなど、自分の能力を登録しておき、ニーズがある人から発注を受けるシステムが発達しています。

そうしたサイトに占い師として登録しておくと、鑑定依頼が舞い込む可能性もあります。

けれど、誰でもすぐに当日から依頼が来るわけではありません。

SNSなどを利用し、自力で宣伝活動をし、多くの人に知ってもらう必要があります。

いきなり最初から個人で営業をすることもできなくはないのですが、過去の実績がないので、宣伝する材料に乏しいのが悩ましいところ。

なので、最初はどこかに所属し、そこからさまざまなことを学んでから独立するという占い師もいます。

では、どこかに所属するためには、どうしたらいいのでしょうか。

一番いいのは、自分がここで働きたいと思う鑑定ルームや占いサイトで「占い師募集」と求人されているかどうかをチェックすることです。

幸いにも占い師を募集しているようであれば、応募してみるのがいいでしょう。

応募の時に、どのようなことを重視するのかは会社によってそれぞれ違うとは思いますが、時には未経験者歓迎としているところもあるようなので、初心者の人はそうしたところに応募するといいのかもしれません。

また、別の方法としては、求人サイトで「占い師」と検索をしてみること。

意外にも占い師を募集しているところが何件もヒットして、驚くかもしれません。

私が以前見たときも、鑑定ルームやチャット占い以外にも、星占いの執筆や、占いイベントへの出演など、様々なことで占い師が求められていて、ニーズはたくさんあるんだなと感じました。

どこに所属するかを決めるのは、最終的には自分自身の目。

給与や勤務時間などの条件に納得できるかどうか、しっかりと話を聞き、よく考えてから決めましょう。

所属先が決まり、いよいよデビューとなったら、まずは焦らないことです。

占い師は、始めてすぐに人気者になれるわけではありません。

鑑定したお客様に気に入っていただければ、リピートしていただけるのです。

また、お客様によっては、お客様の友達などを紹介してくださることもあります。

占いが当たる、鑑定して気持ちがスッキリした、などの高い評価をいただけたからこそ、リピートしていただけるのです。

まずは、ひとりひとりのお客様を大切にして、リピーターになっていただくこと。

この積み重ねが必要です。

リピーターがつかないうちは、常に新規のお客様を占うことになるので、お互いの波長を合わせるのも大変です。

ちなみに占い師歴25年以上の私は、リピート率が90％以上です。

こうなると、常連のお客様で鑑定枠の多くが埋まるので、安定して営業させていただけています。

では、どうしたら「またあの人に占ってもらいたい！」とお客様に思ってもらえるのでしょうか。

多くの占い師さんが「なかなかリピート客がつかない」と悩んでいるようです。

けれど、占いが当たっていたら、お客様は「当たってました！」と報告に来てくれるものです。

かといって、占いが当たっていないというわけではありません。

鑑定結果がお客様の心にしっかりと刻まれていないのだと思います。

その理由は、日付が具体的ではないからであることも多いのでは。

私はカレンダーを見ながら「○月○日までに彼から連絡が来ますよ」などと、はっきりとお伝えしています。

そうするとお客様の心に、しっかりと日付が刻まれるのです。

そして、実際にその日までに彼から連絡が来たら「占いが当たった！」と喜んでくださるのです。

「そのうち結婚できますよ」などという、いったいいつ願いが叶うかぼんやりとしていてわからないような答だったら、お客様も占い師もカレンダーを見ることができません。

できるだけ具体的にお伝えすることで、当たったのかどうかはっきりとわかります。

もちろん当てることだけが大切だというわけではないですが、占いをできるだけはっきりと当てることができればできるほど、お客様はリピートしたくなるのです。

『主婦だけど、霊感占い師やってます。』（ぶんか社）は、占い師の私の日常を描いたコミックエッセイです。占い師としてデビューしてからの苦労話もたくさん出てきますので、興味があるかたはぜひ読んでみてくださいね。

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