占いコラム|スピリチュアルで視えること、占いで読み解けることの違い

霊視や透視、チャネリングなどの「スピリチュアルリーディング」でわかることと、占星術やタロット、手相、四柱推命などの「占い」でわかること


違いがわかっていると、本当に知りたいことを聞く時、手法やリーダー(読み手)を見極めることに役立ちます。


今回このテーマをご紹介いたします、橋本ゆみです。


心理学とスピリチュアルリーディングの個人セッションやその技術を教える講座を仕事にしていますが、過去に、占い師としても活動した経験がございます。


スピリチュアルと占いについて、リアルな現場経験も踏まえて、2つの違いについてご紹介していきます。

 

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占いの種類について

中国五術で「命・卜・相・医・山(めいぼくそういざん)」という考え方があり、まずはこの中国五術を用いて、占いについてご説明していきましょう。

 

「命・卜・相」の3つは、占いのことを指しています。

 

「命占」
西洋占星術、九星気学などの生年月日を用いる占術です。
生まれてからの運命や宿命など、大きな流れや人生の転機(運気)を読んだり、個人の性質や性格、環境などを占います。

 

「卜占」
タロット、周易、ダウジングなどの道具を使う占術です。
質問者の現在の深層心理を読み解いたり、人間関係や事象、時間、方位などを占います。
長期的な質問よりも、3ヶ月以内程度に的を絞ると、具体的な答えが出やすいのが特徴です。

 

「相占」
西洋手相、陽宅風水、姓名判断などの目視による占術です。
目で見える事象から、現状や今後の可能性を読み解いていくものです。

 

ここまでが、一般的な占いで、どんな占術もこの3つのいずれかに当てはまります。

 

ちなみに、

「医・山」の2つは、体と精神、心のことを指しています。


「医」:東洋医療、疾病の治療、予防など、漢方やアロマ、鍼治療などのことです。


「山」:精神と肉体の鍛錬にまつわるもので、呼吸法、瞑想、ヨガなどがこれにあたります。

 

スピリチュアルなリーディングは、占いでわかることと重なる部分はあるのですが、中国五術の考え方だと「山」に入ってまいります。


中国では仙人になるための条件に、この5つが必要とされているそうです。

 

スピリチュアルリーディングの種類について

占いと同様に、運気の流れや未来に起きうる出来事などをオーラや高次元存在、アカシックレコードなどから読み解くこともできます。

 

しかし、読み手側のスキルに左右される部分でもあります。


占いと異なる点は、目に見えない存在とのコンタクトや、一般的には知り得ない情報、前世、魂、ソウルメイトなどを読むことです。


見えない存在、一般的には知り得ない情報とは具体的にどのようなものかを、スピリチュアルリーディングの種類と共にご説明していきます。

 

「透視・オーラ」
第二の体とも言われる、エーテル体(オーラ)の情報を読み解くものです。

エーテル体には、過去から現状の「肉体的」「精神的」な情報が蓄積されています。

体の不具合や精神的な不安などの因果関係なども、ここで深く読んでいくことができます。


「霊視」

霊的な存在(過去に肉体を持って生きていた存在)をみたり、そこからの情報を得たりするものです。
故人からのメッセージを受け取るミディアムというものも、これに含まれます。
※一般的に、透視と霊視は混同されることが多いのですが、ここでは明確に分けてお伝えいたします。


「チャネリング」

高次元存在とコンタクトをとり、情報を得たり、こちらからのメッセージを伝えるというものです。
(天使、精霊、神様、龍、宇宙人など)

現状の問題についてのアドバイスや、向かうべき方向性などを知りたいときに、新しい視点や考え方が得られることがあります。

主に、アドバイスやメッセージを受け取りたい方に。

※対象の存在が、高次元ではなく霊的な存在の場合は、ミディアムやイタコというカテゴリーになります。


「アカシックリーディング」

地球が宇宙に生まれてからできた、インターネットのような情報源(情報網)です。

主にその中にある、個人の魂の情報(アカシックレコード)を読み解くことをアカシックレコードリーディングと呼びます。
(前世、魂の傾向、地球以外の転生情報、地球での転生回数など)
現状の問題の原因が何か、過去(前世含む)のどこから由来しているのかを知ることができます。
前世やソウルメイト、未来に起きうることなどを読み解けるのも特徴です。

 

同じ質問を、占いとスピリチュアルリーディングで聞いてみたらどうなる?

たとえば、


「今、恋人はいません。私は将来結婚できますか?」


という質問をそれぞれの手法で読んでいった場合に、どのような読み方になるのかを、事例として紹介いたします。

 

「占星術や四柱推命など」
人生の流れ、星回り、運気から、結婚の時期と可能性をみて、さらに質問者が、結婚に向いている資質(人間性)があるか、などを合わせて占います。


「タロットや周易など」
長期の占いには不向きなため、恋人のできる可能性やその時期(1年以内くらい)を占います。
現状の心理状態が反映されるため、質問者が心の深いところでは「結婚を望んでいない」とか、「男性が実は苦手」「実家を出る口実」という結果も現れることがあります。


「手相など」
今の状態と今後の起きうる可能性、何歳ごろ結婚の可能性があるかなどを占って行きます。


「透視」
現状の精神状態と今後の可能性を読んでいきます。
本人の中で、知らず知らずの内に恋人を作ることを妨げている何かがあれば、それを読み解くこともあります。

未来の情報の中に、パートナーのエネルギーをみるケースがあります。その時は、人物の特徴や知り得た情報をお伝えします。


「霊視」:
この質問には、向いていません。


「チャネリング」:
ハイヤーセルフや、高次元の存在と繋がり可能性を聞いていきます。
どのような人物が、自分にあっているかなどを聞くことができます。
また、現状での具体的なアドバイスやメッセージをもらうことも。


「アカシックリーディング」:
まず、魂が定めてきた、人生の目的の中に「結婚」があるかを読みます。
そして、目的として決めていなくても結婚をするケースは多いので、今後の可能性と、現状で引き止めているものが何かあるとしたら、それが何かを読み解いていきます。


引き止めるもの、妨げるものが、前世からの影響や家系の問題というケースもあるので、そこも深めて読み解いていくことがあります。


特定の方がいる場合は、ソウルメイトがどうか、前世との因果関係などを読み解くのも、アカシックリーディングになります。

 

何を知りたいのか、質問をどのように広げたいか、深めていきたいかで占いとスピリチュアルの選択肢は変わってくると思います。

 

占いとスピリチュアル。私にはどちらが向いている?

1年で必ず四季が訪れるように、生まれた時から揺るがない流れ、運気や事象については
、「占星術など」の生年月日から割り出す占いが役立ちます。


同じ季節の間でも、天気のように日々刻々と変化するものについては、「タロット、易、
ダウジング」や「透視、チャネリング、アカシックリーディング」などが役立つでしょう


地球上や時間軸での移ろいよりも、もっと大きな宇宙レベルの人生の流れ、今世で地球に
生まれた意味や人生で向かう方向、人生の目的などといった、生まれる以前の魂の深い部
分を知りたい方は「アカシックリーディング、チャネリング」がより良い情報を得られる
でしょう。

 

「当たる当たらない」というレベルの質問は、占いがオススメです。

 

「自分の人生を自分で、どうしたら上手くいくのか?」という本質的なことを知りたい方
は、占いとスピリチュアルリーディングのどちらでも、興味のある方を選択するのがオス
スメです。

 

占いやスピリチュアルにご興味のある方で、

 

・より良い人生を望む方、自分を向上させていきたい方
・深く、自分自身を見つめていきたい方
・本当の自分自身を知りたい方
・魂の導きに沿った生き方をしたい方


このような方は、どの占いや他の何かから入っても、結局スピリチュアルな方向へと進む
傾向にあります。


それは、目に見えた事象、現実的な未来について分かったとしても、その時の自分自身の
精神や肉体の状態が、人生に大きな影響を与えていることが本質的にわかっているからか
もしれません。

 

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橋本ゆみ

author:橋本ゆみ

橋本ゆみ 心理・スピリチュアルカウンセラー SPOG 代表 日本アカシックリーディング協会 会長 幼少の頃より神...
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