占いコラム|「占い師」と「スピリチュアルカウンセラー」の違いとは?

【占い館】と呼ばれるお店でも、「占い師」ではなく「スピリチュアルカウンセラー」と紹介をされる方々がたくさんでてきて、占法もどんどん人気がでてきています。

 

おそらく江原啓之氏の存在は大きい、というのが筆者の感想です。

 

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スピリチュアルは「体感」、「実感」重視、その意義とは?


担当直入に言うと、スピリチュアルという分野は(占いに限って)「霊感」を前面にクローズアップさせたものではないかと思っています。

 

そして「引き寄せの法則」に代表されるように、典型的な性善説に基づいて自分や他人を「よいほうに導く」という〝救済〟にちかいような、すこしでも人生において上質を求めるような考えかたをするイメージが私にはあります。

 

実際、スピリチュアル系統の占い師の方と話す機会があると少し心洗われるような、安心したような気分になることが私は多かったですね。

 

 


スピリチュアルと占いとでは重要視するものは違う


占い師が占いの学校に行くように、スピリチュアルの考えかたを学ぶセミナー(学校とはあまり言わないようです)、に通われて学ぶ方も多いようですが、筆者が知る限り「体感」を大切に実習されることが多いようです。

 

〝救済〟の気持ちを持って、「霊感」を研ぎ澄ませていこうとすること。それが〝癒し〟につながること。

 

筆者は第三者の意見からこちらの記事を書かせて頂いております。

 

対してスピリチュアルをつけない占い師はこれも私の感覚ですが〝当てもの〟のイメージが強いひと、あとは霊感をつかわない(持っていない、持っていても使わない)未来がある程度は決まっていて、悪い部分もはっきりと伝えようとする方も多くみられます。

 

そして「どうすればいいですか」に関しては「どういう風に対処したいのか、どうなりたいのか」の対策を質問者と一緒に考えるスタンスが多いと思います。私はこちら側です。

 

そこには「今回の」ものごとの原因を知って欲しい、というどちらかというと応急処置的な感覚が働きます。

 

 


鑑定を受けたあとの違いは?


スピリチュアルカウンセラーの方の鑑定を受けた際はまず自分の生活をみなおしたり、今回の件をきっかけに「自分を顧みる」ことを促し、すこしでもよい未来を「創造する」という部分から占いの「物質軸」と「精神軸」との違いがあるようです。

 

どちらかというと問題を自分のほうに向けて考え、悪い思い癖、このようなことになった原因などを自分の考え方に着目しできれば治していく努力をしようと、根本的な消毒液のような占いをする傾向があると感じます。

 

あともうひとつ、異なるのは「未来への考え方」。だいたい道具やデータをつかって何年後の比較的遠い未来をばっさりいってしまうのはやはり霊感なしの占い師のタイプです。

 

対してスピリチュアルカウンセラーはいきなりそんな遠い何年後とはまずいわない。いったとしてもおそらく道具などを使わないことが多かった。なぜなら「悪い未来を変える、あったなら上書きをしようとする、できる」と考えていらっしゃる方が多数だからです。

 

占い師は基本「未来は大切なもので、ある程度きまっているから占いたい」という方が多数ですがスピリチュアルカウンセラーは「未来をよりよく創る」が根本にあり、悪い運勢を受け入れる姿勢があるか、ないかでその辺りからすでに考えが違っています。

 

未来に重点を置き、心の準備や対策を考えるのが占い師、現在に重点をおき「運勢のせいにしないで」あくまで人間同士、自分の変革で未来をよりよく創ろうとするのがスピリチュアルカウンセラーというのが筆者の感覚です。幸せを求めるのか、未来を受け入れ対策をするのか・・・。

 

 


未来に関する考え方も変わってくる


占いとスピリチュアルの違いはこのように、運の流れに身をまかせる姿勢があるのか、この瞬間から自ら新しい未来を創ろうとするのかが大きな相違点と感じています。

 

そのために、自然の力や場合によっては超自然の力を借りようとすることも。(パワースポットに行くなど)そのせいか、「霊感」を前面に出してくるスピリチュアルカウンセラーの方が比較的多く見受けられます。

 

宇宙観も少し違っていて、スピリチュアルでいう「宇宙」はこの存在している宇宙をさし、さらにそのなかに妖精や精霊などの霊的なものも存在している。

 

占いの場合は「宇宙」のことをデータとして書き映します。これは西洋占星術のホロスコープや、四柱推命の命式などです。星をみるというのは、そういう意味です。

 

そのなかで、自分がどういう立ち位置にいるのかを重要視します。

 

おおげさですが、生きていくのを実感するのか、生かされているかを実感するのかという感覚の違いになってきます。

 

ただし共通するのは、占い師スピリチュアルカウンセラーともに相談者が幸せになる方法を一緒に考えていることです。

 


知りたい目的に合わせて相談者を選ぶ


知りたい目的によって「占い師」へききに行くか、「スピリチュアルカウンセラー」へ聞きに行くかをきめましょう。

 

運勢を知り、自分の未来がどうなるのかを教えてもらいたいなら占い師のもとへ、自分自身をヒーリングし、よりよい未来の作りかたを教えてもらいたいならスピリチュアルカウンセラーのもとへ。

 

占い師やスピリチュアルカウンセラー、いずれも各人の個性もありますし、スピリチュアルカウンセラーよりの占い師、占い師よりのスピリチュアルカウンセラーもいらっしゃいますので説明文や自己紹介文を手掛かりに、いまどういう方に占って欲しいのかの目安にしていただきたいと思います。

 

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麻実

author:麻実

麻実(あさみ) 鑑定実績は約5,400名以上。 タロットをはじめとするカード占いをメインに、遠い過去から現在、そして未...
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