占いコラム|天王星が逆行開始!12星座が受ける影響は?
2021年8月12日
牡牛座に滞在中の天王星は8月15日から逆行を始めます。この現象によって私たちに与える影響とはどのようなものが考えられるのでしょうか?
◆天王星の影響について
他の記事にも書きましたが、天王星というのは非常によみにくい天体ではあります。
トランスサタニアンのひとつにはいっているため、その影響力は世相をも動かすと考えられていますが、この星のキーワードは〝変革〟。
何かを覆すようなパワーをもっていると筆者はこれまでのデータからそう感じています。
それもほとんどの場合は、前触れなく起こる突発的なものです。
そのようなおおきな星、天王星が逆行を始めると、個人である私たちには一体どのような影響を受けることになるのでしょうか?
筆者の推測ではありますが簡単に紹介させて頂きたいと思います。
◆牡羊座(3/21~4/19生まれ)
牡羊座に天王星が与えていた影響とは『労働や金銭について』。
ほんとうにこのままの収入でやっていけるのか、もっと向いた仕事があるんじゃないか、とステップアップを考慮していた時期かもしれません。
そのために、一心不乱に自分の武器を考えて情報を集めたり、株の勉強をしてみたり・・。
『お金持ち』『成功者』といわれる人の生き方に興味を持ったりもあったりしていたかも。
でも、逆行が始まると「勇み足でもいい事があるとは限らないかな」と、いつものマイペースさを取り戻すことになりそうです。
家族や友人から、「なんかこれまでは、ピリピリしていたよね」といわれるかも。
◆牡牛座(4/20~5/20生まれ)
そして天王星が牡牛座に与えていた影響とはズバリ『自分自身の在り方について』。
将来のことのみならず、「私って、このままでいいの?」と自問自答を繰り返す時期に入っていたのではないでしょうか。
そのせいで、人と比べてみたり、仕事や生活スタイルまで変えたがってしまったり・・・。
変化は確かに多いけれど、いい事ばかりではなかったかも。
そのなかで、逆行が始まると「いいんだ、私は私!」と素直に自分を認められる機会ができるのではないでしょうか。
◆双子座(5/21~6/21生まれ)
双子座はこれまで、天王星の影響を受けていた部分は、「隠されていたことが明るみにでる」。
それも、よい事ばかりでなく、悪いことも・・・。
そのせいで、辛い思いをしていた双子座の方も少なくなかったかもしれません。
誰だって、隠しておきたいことの一つや二つ、ありますもんね・・。
それから、「周囲の影響を受けやすくなる」という、敏感な時期でもありました。
これが、逆行により、少し落ち着き、冷静な自分を取り戻す期間となるかもしれません。
「いままで悪いことと思っていたのが、実はそうではなかったのではないか?」と、これまでの価値観が変わったり、むしろカミングアウトしたことで『あれ、そんな悪い事じゃなかったのかも?』と内省による新しい発見、そして柔軟な発想を手に入れるかもしれません。
◆蟹座(6/22~7/22生まれ)
蟹座が天王星の影響を受けていたのは『社会(世間)について』。
グローバルなニュースにはあまり興味を示さなかった蟹座もいたかもしれませんが、今期はコロナ禍もあいまってか世間的・世界的なニュースに耳を傾けざるを得なかったかも。
オリンピックも開催するかどうかわからないし、何より近場の飲食店などが規制に従っている様子などを目の当たりにしてしまうと嫌がおうでも心配せずにいられません。
「政治家は、何をやっているのかしら」「この国は、このような政策をしている」など、聞いたことから勉強するのが蟹座です。
そして、「私にできることは何かな?」「ワクチン接種で詳しいことがわかったらみんなに教えてあげよう」、など役に立てそうなことを探します。
天王星が逆行を始めることによって、自分は社会の一員である、そして自分にもできることがあるというように、グローバルな視点を持ち、自身の使命感をより認識するのかもしれません。
◆獅子座(7/23~8/22生まれ)
獅子座に天王星が影響していたのは「社会性について」。
もともと上昇志向が強いといわれる獅子座ですが、その一方で『なにがなんでも』というド・根性論を嫌うタイプでもあります。
社会的に自分をだすのなら、優雅な感じで出したいと、余裕のない自分の姿はあまりみせたがりません。
そんな獅子座は、天王星の影響により少し『社会的地位』については疑問を抱くことになった時期だったようです。
「そもそも、のぼりつめたところで人格としてよくなければ疑問・・・」
「社会的地位がすべてきめるの?そんなことないんじゃ」
と、単純なこれまでの縦割社会を嫌いはじめたかもしれません。
これこそ、天王星から受ける「変革」の影響。
『偉いものが強い』とは限らない、精神的に『強いものが偉いんだ』と認識が生まれたかもしれません。
逆行により、オフィシャルな面で自己PRを変える獅子座がいるかもしれません。
◆乙女座(8/23~9/22生まれ)
乙女座は普段の神経質にプラスして、精神世界への興味に憑りつかれていた時期だったかも。
「私はこう思うけど、間違っているのか?」「あの人はなぜあんな行動を?」他人の挙動にまで興味がでてきて、よい方向へいけば精神医学やコミュニケーションの勉強をはじめたり、なかには本格的に大学や学校に入りなおして疑問に答えてくれる「何か」を探しに出かけた方もいらっしゃるかもしれません。
天王星の逆行は、もし『得体の知らない何か』にモヤモヤしていた乙女座の方がいらっしゃるとするならば、多数疑問に思う問題の取捨選択ができるかもしれません。
1つ問題が解けたら、後の問題も芋づる式にわかったりしてしまったり、頭が冴えてくるような感覚を味わえるかもしれませんね。
◆天秤座(9/23~10/23生まれ)
天秤座は天王星から『家・ルーツ』などについての影響をうけていたと考えられます。
もちろん、結婚に関しても。
天王星は影響の大きな星。
考えさせられざるを得ない状況に置きます。
結婚問題が持ち上がったり、また自分のルーツをひっくり返したくなったり。
「これまでの自分」と「これからの自分」に区別をつけたい、そんな思いに駆られることもあったかもしれません。
また、相続問題などが持ち上がりやすい時期でもあったので、家族や親戚に疲れてしまったという方も。
巻き込まれるのは気の毒ですが、人間を養う目ができたり、自分の本当の気持ち、在り方を学べたきっかけになったかもしれないと、逆行が始まるとプラス思考へと変化するかもしれません。
◆蠍座(10/24~11/22生まれ)
対人関係において、とくに1対1の関係においていろいろと天王星からテーマをもらっていた蠍座。
もちろん生涯のパートナー、結婚相手についてもです。
自身がどのように相手に思うことを告げればよいか、またどこまでいっていいのか・・・いろいろな場面で気にかけていた記憶はないでしょうか。
いつもより他人の反応が気にかかり、気遣いをするようになったり、自分の意見をひっこめる場面もあったかもしれません。
天王星の逆行が始まると、少し落ち着いて、「わかってもらえない人にはそれでいい」と思えるようになるかもしれません。
◆射手座(11/23~12/21生まれ)
射手座に天王星が投げかけた疑問とは、自分の使命、言い方を変えると「今の自分になにができるのか」いろいろ迷いの出やすい時期だったかもしれませんね。
「いまここで自分はどのように立ち回ればよいか」
「みんなのために出来ることはなにか」
いつもより固い考え方の射手座の方がいたかもしれません。
天王星が逆行を始めることにより、「今、自分がしたいと思うことが一番なんじゃないか?」と、自分の意見も上手に取り込めるようになるのではないでしょうか。
◆山羊座(12/22~19生まれ)
山羊座は天王星によって『自分の本当に好きなもの、興味を惹かれるもの』の再考を促されていたよう。
協調性を大事にして、人前でもなかなか本当に好きな趣味などアピールできない自分を煩わしいと思ったり、もしくは好きと思って長年嵌っていたものに興味がなくなってしまい、戸惑った・・・などもあるかもしれません。
「せっかく続けてきたのに」という気持ちもわかりますが、新しい分野に興味を持つことはよい事ですし、特に変わったものでなければその趣味、得意分野について博士さながら人気者になれるかもしれません。
もっと自分の特性に素直になることが出来そうです。
◆水瓶座(1/20~2/18生まれ)
水瓶座は天王星の影響で「家庭」に関する意識が高まっていたようです。
また、身近な友人のこと。
現在家庭のある方は家族に対しての心配や期待、また、自身の生育環境についても思い出したり、今の自分に影響を受けた原因を発見できたかもしれません。
そして、大切にしている趣味なども。
嗜好の変化がみられたり、アクションゲームが好きだった人がまったり系の内容のゲームにハマったり、「自分を守る何か」を欲する時期だったようです。
天王星が逆行を始めると、そのなかで自分のこと、そして周りの人への理解力が増すでしょう。
心がいまよりも広くなる、ということです。
◆魚座(2/19~3/20生まれ)
天王星が魚座に影響を受けるのは、「伝達・通信情報」について。
ネットの世界のみならず、現実社会でも、「あれ、私言い過ぎた?」とか、「いまこれ言っちゃいけなかったかも!」など、自分の反省点が浮き彫りにされていたかもしれません。
SNSなどでも、行き違いがあったり、逆に相手の気持ちを誤って受け止めてしまったり。
何より、言葉の大切さ、コミュニケーションの在り方について強く意識する時期だったかもしれません。
魚座は天真爛漫な人気者が多い星座ですが、その無邪気さを喜んでくれる相手と、残念ながら疎ましく思ってしまう相手と分かれる部分があります。
でも、それでいいのではないでしょうか。
天王星の逆行により、『確かに言葉は大切だけど、やっぱり気持ちが一番なんだわ』と見解がかわるかも。
相手の事を思いやっていさえすれば、多くの人は言葉よりも雰囲気や行いで理解してくれることでしょう。
おわりに
いかがでしたか。
8月中旬からの天王星の逆行は、今年いっぱいまで続きます。
ですので、順行していた2021年の頭と、8月以降では天王星の影響でまた違った運勢が用意されている、ということです。
角度など詳しく調べるとまた詳しいことが判明するかもしれませんが、
今回はわかりやすくおおまかに説明させていただきました。
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