占いコラム｜どうなる？東京オリンピックの行方

何としてでも政府が執り行いたい東京オリンピック。

しかしその傍らには、皆さんもご存じのコロナの影響もあります。

日々情報が錯綜している状態ですが、現段階で占ってみて今後どうなっていきそうか…という予想をしてみたいと思います。

数秘術で今年2021年をみてみると、社会全体の流れを表す「ユニバーサル・イヤー・ナンバー」には、「5」という数字が入ってきます。

5の年というのは、とにかく変化・変動が多くみられるのが特徴です。

またコミュニケーションや情報なども表すので、日々の情報の変化は激しく、様々な立場の人々や各国の人達が意見を述べたり、交流したりすることも多いと言えるでしょう。

まさにこれまでの流れをみてみると、最近では有名人だけに留まらず、反対を求める署名を集める人が出てきたり、各国のメディアが見解を述べるなど、活発な意見交換が行われるようになりました。

そして「変化」の多い1年でもありますから、何かひとつ決められたことがあっても、それがまた覆されたり変更になったりということも増えてきます。

これについても、緊急事態宣言の延長によるバッハ会長の来日の延期など、わかりやすい形で現実となっていると言えるでしょう。

これらの今年1年の特徴を踏まえて開催予定の日程をみてみると、開始が7月23日となっており、開催月の7月はユニバーサル・マンス・ナンバー「3」、23日はユニバーサル・デイ・ナンバー「8」となることがわかります。

7月の数字「3」は、エンターテイメントや社交、創造を表し、オリンピックという世界のスポーツの祭典を行うのには大変向いていると言えそうですが、23日の数字である「8」は、物質的、繁栄、主張などのバイブレーションを持っており、スポーツの祭典というよりは、何かしらのビジネス的な要素や誰かの主張を押し通すことが主となる可能性を示唆してるのかも知れません。

8の持つ傾向の中には独立というキーワードもありますので、もしかしたら今現在言われているように、各国の選手や関係者の行動に制限をかけたりして、完全に隔離(？)するような形での開催を強行する可能性も否めないでしょう。

こうしたことから、数秘術でみた場合には、7月の開催は何か(誰か)の意見や主張を押し通す形で行われる可能性があると言えそうですが、終了予定は8月に入ってくるため、月の数字が現実性や責任を表す「4」に変化して、現実を見据えて予定を変更して早めに切り上げたり、万一コロナの感染者が出たり増えたりした場合には、誰かが責任を取っていかなければいけない状況となりそうです。

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次にタロットを使って、同じように東京オリンピックの今後の行方について占ってみました。

使用した展開法は、「4(フォー)ウィング・スプレッド」という、このまま流れに任せて進んだ時と積極策をもっと講じた場合の両面をみる少し特殊なものです。

以下に、その結果を各ポジションごとに記載していきます。

ソード10(逆)

少し以前までは、開催しようと躍起になっている関係者も「もしかしたら難しいかも…」と弱気になっていたかも知れませんが、ここへきて各所から指摘を受けていたコロナ感染防止の問題などが解決できる兆しを感じているのかも知れません。

もはや一時のように挫折しかかっていたような気配は、徐々になくなってきているようです。

カップ8、ソード3(逆)、ソード4、ソード9(逆)

しかし周囲の人々…とりわけ私たち国民の様子はどうでしょう。
確かに昨年に比べると平静を取り戻した人は増えてきましたが、相変わらずコロナ禍で入院を余儀なくされる人や変異株の増加で混乱する人など、全く落ち着くことができない状態です。

中には、コロナ対策は後手後手に回ってばかりなのにオリンピックのことには積極的な政府などをみて、もう知らない、どうでもいいと匙を投げた人もいるようです。

ワンド3、死神

このまま政府や各関係者が、追加の対策を何も考えないまま今の状態で開催を強行しようとしても、様々な要因で暗礁に乗り上げてしまうことは避けられない様子です。

オリンピック関係者のチームワークは取れているのですが、反対派やコロナ感染者数の増加などに対処できず、良い方向に状況を転換させていくことは難しくなっていくでしょう。

月(逆)・ワンド8(逆)

例えば、いま提示されている対策のみにとどまらず、新たな感染防止のための方法を考えるなど、積極的に政府が動いていくことができれば、このままでは危険でしかないと思われていたオリンピックも、社会への影響は最小限で抑え込むことができるようになるようです。

ただし、一度たてた計画は二転三転する可能性もあり、本決まりになるまでには少し時間を必要とするでしょう。

カップ4、カップ10

開催したい側の人達は、何がいけないのかと言いながら自分たちの考えに固執して動こうとしない態度を改めなくてはいけません。
反対の声など聞き飽きたなどと言っている場合ではないのです。

国民を含めた反対の声をあげている人々との意見の不一致を、一日も早く調整していく必要があるでしょう。
そのためには、国民の生活が本当にどうなっているのかを調査し、現状をよく理解をする必要があるでしょう。

ソード6、ワンド10

いずれにしても現在カードをみる限りでは、東京オリンピックは開催される可能性が高そうです。
様々な困難には見舞われますが、何とかそれを乗り切って開催にこぎつける形となるでしょう。

そうなるまでには、反対の意見や新たな感染対策の考案など様々なやるべきことがあり、関係している各組織なども手一杯の状態になるかも知れませんが、そうしたことも何とか乗り越えながら開催へと進むことになりそうです。

以上がタロットで占った結果です。

しかしながら、数秘術の年回りの「変化・変動」のバイブレーションを考えると、まだこれからも状況が流動的に変わっていく可能性も残されてはいますから、私たちもこの行く末を静かに見守っていきたいところです。

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