占いコラム｜木星が魚座に一時移動！運気はどう変わる？

木星はよくラッキースターと占星術で呼ばれますが、具体的な効果としてはものごとを膨張・拡大する特徴をもつといわれています。

グローバルでありながら、人間の倫理について正しいことに導くなど、実生活にはこれといってピンポイントに影響する天体ではないかもしれません。
どちらかというと精神的な成長をうながす、「教師」のような役目を持つ天体といえます。

今年の木星の動きは以下の通りです。
５月中旬に魚座、６月の２０日頃より逆行が始まります。
７月末に水瓶座へ戻り、逆行が終わるのが１０月です。
そして１２月の末に魚座へとはいります。
 

まず、５月の中旬に木星が魚座いりすることによって影響を受けやすいのは魚座、蟹座の人です。

魚座は、もともと入っている海王星とダブルで影響をうけると、悪い方向へと向かってしまう恐れもあります。
海王星は無限の夢や理想をあらわす天体で同時に依存、感情的で繊細になる、とめどなく迷ってしまうなどの特徴を持っています。

例えば、友達や恋人と問題なくうまくうっているのに、すこしのことで「嫌われているのかも？」となやんでしまったりなどが考えられます。
また、よい出会いがあったとしても「私なんか・・・」と意味もなく卑屈に、ネガティブにとらえてしまったり。
この時期は楽天的に物事をとらえることが魚座さんの開運ポイントです。

あとは牡牛座の方は、何か新しいことが始まる予感がします。
人と会いたくなったり、新しい趣味のサークルで友達がみつかりそうなら思い切って輪にはいってみてもいいかもしれません。

だけど、水星の逆行のある５月末～６月いっぱいは、誤解や行き違いに注意しましょう。

もしかすると、「いままでよいこと」とされていた事が、「悪い事」もしくは「正しいとは言い切れないこと」などの倫理観の変化が訪れる可能性があります。
木星は倫理を問う星。
逆行し、今回はおおきな天体との影響も受けているため、その効力は大きいかもしれません。

水瓶座時代への準備期間としてまずは、人間の倫理的価値観というものが変わるのかもしれません。

６月下旬に木星の逆行が起こります。
影響を受けやすいのは双子座、乙女座。
特に双子座は逆行している水星もいるので、パニックになるような予想外の展開が待ち受けているのかも。
新月があるので断捨離にはむいています。

そして、あたらしく何かをスタートさせることも〇。

乙女座は、逆行の起こる魚座の対極に位置する星座。
このとき魚座のなかで海王星も逆行しています。
思いもよらない出会い、チャンスに恵まれるいっぽうで、「私なんか・・・」となぜかネガティブな気分になっている可能性があります。
ムリしてでも楽しそうなおつき合いがあれば、参加してみていいでしょう。

７月の末に逆行したまま木星は水瓶座まではいります。
水瓶座のなかですでに逆行している土星もあるため、水瓶座の運気に大きな変化が訪れる可能性はあります。
しかし、これが吉とでるか凶とでるかは非常に難しいところです。
しかし土星の逆行は、筆者は肩の荷がおりたような、自由になることを認めてもらえるような、そんな変化が水瓶座には訪れるのかな、と詠みます。

対極にある獅子座も忙しくなりそうです。
特にラブチャンスがあります。自分から好きになって自分で告白する・・・そんな展開になるかもしれません。
似たような運勢を辿るのは８月末～の天秤座。
また、天秤座は逆行とはいえ土星と木星の滞在する水瓶座とも角度がよいため、すこしはっちゃけてしまう可能性もあります。
大切な人にはなるべく、従順に。

蠍座は、裏方に徹することが多い一年になるかも。
木星が魚座に滞在する５月中旬から７月末、またその次の年末からは好調でしょう。
交際などは、比較的安定していそうな暗示です。

射手座は木星に深く関係する星座です。

木星と角度のいい、５月中旬までと７月末から年末までのあいだは楽しいことも多いし、穏やかな日が続くでしょう。
しかし、逆行の影響を大きく受けそうな星座でもあります。
逆行の影響は、上述したとおりです。

山羊座は、土星、木星がでていったものの、冥王星が滞在し続けており、まだ簡単に気を抜けません。
しかし６月頃はチャンス。山羊座満月で目立つし、逆行とはいえ木星と海王星がいい角度をとっています。
このうち海王星は滞在中の冥王星とよい反応をするので、自身のなかで変革が起こったり、新しいことに出会えるかもしれません。

牡羊座は４月が木星・土星、火星ともといい角度をとり、新月が起こります。
チャンスに恵まれ、いろいろな事をはじめたくなるでしょう。

いかがでしたか？
木星の動きと、各星座の反応について今回は解説させて頂きました。

海王星と同じサインでくっついたり離れたり…逆行したりと、なかなか大きな影響を私たちに与えそうな２０２１年ですね。