占いコラム|すぐに役立つ★おみくじ雑学いろいろ

神社やお寺には、必ずといって良いほど様々な「おみくじ」が用意されています。お正月などに引くという方も多いのではないかと思います。今回はこの「おみくじ」というものを、歴史や内容を含め改めて深く掘り下げてみたいと思います。

おみくじは、よほどのことがない限りは、どなたでも一度くらいは引いてみたことがあるのではないかと思います。

 

年の初めなどに、その1年がどのようになっていくかなどを知るために引かれる人も多いのではないかと思いますが、そのおみくじに纏わる色々を今回は少し書いてみたいと思います。

 

 

おみくじの歴史

おみくじは、小さな紙を折りたたんだものを直接引くというスタイルが主流ですが、神社などによっては「みくじ棒」と呼ばれる細長い棒の入った筒状の箱を振り、棒に記された番号と同じ籤(くじ)を受付や専用の整理箱から受け取る方法をとられているところもあります。

 

仏さまの教えや政治的な行事のその後の成り行きを問う際に行われていた、中国の天竺霊籤(てんじくれいせん)が日本に渡り、観音百籤(元三大師百籤)として広まったといわれ、国の重要事項を決定する際に神仏のお告げを賜るようになったことが始まりであるとされています。

 

また個人の運勢や吉凶を占うために行う「おみくじ」は、神社本庁によると、そもそもは物事の始めにあたって御神慮(ごしんりょ)を仰ぎ、これに基づいて懸命に事を遂行しようとする、ある種の信仰の表れであるとも説明されており、小正月などにその年の作柄や天候を占う粥占神事(かゆうらしんじ)や、神社の祭事に奉仕する頭屋(とうや)などの神役を選ぶ際に「くじ」を引いて決めることなど、古くから続けられてきたことだといわれています。

 

おみくじの概要

おみくじは、番号、運勢の説明、吉凶という項目で構成されていることが多く、運勢の説明には和歌・漢詩が添えられていることもあります。

 

これは前述の「元三大師百籤」に由来しているものであり、籤(くじ)に吉凶の語句が何も記されず、運勢の説明文・和歌(漢詩)等のみが御籤に記されている場合もあるようですが、一般的にはこの3項目で成り立っているといって良いでしょう。


吉凶に関しては、神社などにより様々なバリエーションがあるようですが、次のような順番が一般的です。

 

●大吉
●吉
●中吉
●小吉
●凶

 

この上から順に運が良いとされていますが、「大吉」の次を「中吉」としたり、さらに細かく「大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・平・凶・小凶・半凶・末凶・大凶」などとしているところもあるようです。


いずれにしても私たちは、その結果に一喜一憂しがちですが、吉は凶にかえり、凶はやがては吉へと転じていくと言われていますので、どんなおみくじを引き当てとしても、書かれた内容をひとつの戒めとして、日々の努力を怠らないことがとても大切であるといえるでしょう。

 

おみくじは木の枝などに結ぶべき?

神社などでは、引いたおみくじを木の枝などに結び付けている光景をよく目にしますが、これは絶対に必要なのでしょうか。

 

答えは「NO」です。

 

木の枝に結んで帰る習わしのようなものも確かにありますが、そのまま持ち帰っても特に問題はなく、引いた「おみくじ」を後から読み返し、自分自身の行動に照らし合わせつつ今後の指針とされるのも良いでしょう。

 

ただ「結ぶ」という行為は、恋愛における「縁を結ぶ」に通じるという意味で江戸時代から行われてきたことであり、神様との「縁を結ぶ」という意味合いもあるといえますから、ご自身のお好みやご判断で決められると良いかと思います。

 

しかし神社などによっては、ご神木を傷めないために木の枝に結ぶことを禁じているところもありますので、マナーを守って決められた範囲内でおこなうようにすべきでしょう。

 

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おみくじを引く時間

おみくじは、参拝をした際に御神託を得るためにひくものですが、特に神社などでは、その時間帯に気を付けた方が良いといえるでしょう。

 

なぜなら夕方から夜の時間帯にかけては、「空気が淀んでいる」「神様がいない時間」「神様のための時間」「逢魔が時だから」などと言われて縁起が悪いとされているからです。

 

一方で適している時間としては、早朝や午前中がベストであるといわれています。

 

しかしながら、これはきちんと定められた規則であるというわけではありませんから、できる範囲で意識されるようになさると良いのではないかと思います。

 

おみくじの有効期限

では、おみくじに「有効期限」はあるのでしょうか。

 

これも答えは「NO]です。

 

1年間が有効期限だといわれることもありますが、あくまでも個人の運勢や吉凶を占うことが目的なので、引く時期もお正月に限られたことではないといえるでしょう。

 

何か新しく物事を始めるときや自分自身の節目となる時期に引かれてみると良いのではないでしょうか。

 

タブーがあるとしたら、それは同じ時に何度も引きなおすことでしょう。

 

悪い結果が出ると、ついもう一度…という気持ちになりますが、せめて次の機会に参拝した時や別の神社仏閣にお参りされたときになさってください。

 

おみくじは神様からのアドバイス

このように、手軽に弾けるおみくじではありますが、あくまでもこれは「御神託」。

 

ふざけ半分に何度も引いたり粗末に扱ったりせずに、そこに書かれている言葉から実際の生活に役立つヒントを拾い上げ、活かしていくようにしたいものです。

 

迷っていた時に、絶妙のタイミングでアドバイスを頂けることもありますから、皆さんもぜひおみくじを最大限に活用なさってくださいね。

 

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author:momoko.

momoko.(ももこ) ●占い師 ●占い講師 ●ヒーラー&エネルギーマスター 福岡県出身。 或る霊能者のす...
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