占いコラム|春・始動開始!新環境での不安・戸惑いの原因はあなたの○○○!

春は、入学に入社、異動や転勤と、環境や人間関係が大きく変わる季節。気分一新頑張りたいものの、新しい環境に馴染めず、戸惑いプチ鬱っぽくなることも。今回は、そんなプチ鬱を吹き飛ばす、心理学的なアプローチ方法を紹介していきます。

 

春は、入学に入社、異動や転勤と、環境や人間関係が大きく変わる季節。

 

気分一新頑張りたい気持ちはあるものの、新しい環境に馴染めず戸惑い、プチ鬱っぽくなっていませんか?

 

今回は、そんなプチ鬱を吹き飛ばす、心理学的なアプローチ方法を紹介していきます。

 

 

どうしてプチ鬱に? ストレスの構造を知ろう! 

春は、卒業、入学、入社、異動、転勤・転居など、ライフイベントが一番多い季節ではないでしょうか。

 

進学や昇進、結婚等、一般的に喜ばしいことでも、本人にとっては新しい環境に飛び込むわけで、相当なストレスになると言われています。

 

そもそも、ストレスとは何か?
どういう仕組みで発生するのか?

 

まずはストレスのメカニズムを、アメリカの心理学者アルバート・エリスが提唱したABC理論で見てみましょう。

 

 

◆ストレスへの悪い対処法
なぜストレスがたまってプチ鬱になってしまうのか。
それは、ストレスに対する悪い対処法をしているから。


図で説明すると…

 

「いろいろな刺激・きっかけ」(Activating event)が発生する
 ↓
それを「どう思うか」(Belief)=不安・怖いと感じる
 ↓
その結果(consequence)
心が委縮してしまい、考えがネガティブになり、行動が出来なくなる。

 

この繰り返しがネガティブ思考のループとなり「もう何もしたくない」のプチ鬱の状態になってしまう。

 


◆ストレスへのよい対処法
では、「ストレスの良い対処法」はどうでしょうか。

 

「いろいろな刺激・きっかけ」(Activating event)が発生する
 ↓
それを「どう思うか」(Belief)=楽しい・チャンス到来!と前向きに捉える
 ↓
その結果(consequence)
やる気が出てきて、ポジティブ思考に。アクティブに行動することができる。

 

 

◆ストレスへの悪い対処法をよい対処法に変えるには?
ストレスへの悪い対処法とよい対処法を比べてみて気づいたことはありませんか?


そうですね!
<それを「どう思うか」(Belief)>の部分を変えることで、<その結果(consequence)>が変わってくるのです。

 

簡単な例で見てみましょう。

 


例えば…
いま、あなたは「水」をとても必要とする状況に居るとします。


その時、目の前にある<「いろいろな刺激・きっかけ」(Activating event)>が「コップの中2分の1の水」です。


それをみつけたあなたは「もう、半分しかない…」と思うでしょうか。
それとも「やった!まだ半分もある!」と思うでしょうか。

 

「もう半分しかない…」と思ったあなたは、「もうダメだ、これだけしかないんだ、うまくいくはずがない…」と、どんどんネガティブに考えしまう。<その結果(consequence)>、行動や思考が止まってしまい、プチ鬱状態になってしまいがちになります。

 

しかし「やった!まだ半分もある!」と思ったあなたは、「よし!まだ大丈夫だ!半分もあるからなんとかなるぞ!」とポジティブに考え、<その結果(consequence)>、前向きに行動することができるはずです。

 

<「いろいろな刺激・きっかけ」(Activating event)>は「コップの中2分の1の水」と同じなのですが、<それを「どう思うか」(Belief)>が違うと、<その結果(consequence)>が変わってしまう。

 

であれば、<それを「どう思うか」(Belief)>を変えていけば物事を前向きに捉えることができ、<その結果(consequence)>をよい方向に変えることができるのです。

 

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◆自分の「認知のゆがみ」=「思い癖」を知ろう
<それを「どう思うか」(Belief)>が「認知」(=物事をどう捉えるか、どう考えるか)と言われるものです。

もっとくだけた言い方をすると「思い癖」です。


「コップの中2分の1の水」の例でもわかるように「認知」はひとにより違いますが、ネガティブ思考に偏りがちなひとは「認知のゆがみ」が生じていると言われます。

 

「認知のゆがみ」の代表的な例をいくつかあげてみます。

 

 

■二分割思考
オールorナッシング。0か1かの極端な考え。
この「認知のゆがみ」は、ひとつでもダメなところがあるとそのすべてがNGとなってしまい、ネガティブ思考につながりがちになります。

 

■過度の一般化
「いつも~だ」「決して~でない」「一事が万事こうだ」
自分にとって、ごく小さな不具合に焦点を当て出来事全体を悪く捉えてしまう。
これもネガティブ思考に陥ってしまいます。

 

■自己関連づけ
「こうなったのは全て自分のせいだ」と客観的な事実は無視して、自責の念に駆られふさぎ込んでしまう。

 

 

まとめ

「認知のゆがみ」、みなさんは、思い当たることがあったでしょうか。
「認知のゆがみ」は「思い癖」。


「つい、こんな風に考えてしまう」という「つい」に行く前に一歩立ち止まり、自分の<それを「どう思うか」(Belief)>を再確認することで、<その結果(consequence)>を変えることができます。

 

春。いろいろな環境が変わる今、<「いろいろな刺激・きっかけ」(Activating event)>に沢山、直面すると思います。
その時は「つい、こう考えてしまう」という「思い癖」=「認知のゆがみ」を意識してみるだけで、<その結果(consequence)>が大きく変わっていくはずです。


新しいことが沢山訪れる春、軽快に、前向きに行きたいですね!


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美猫

author:美猫

美猫(びねこ) 福岡市中央警固で「フォ―チュリングサロンBeneko(びねこ)」を主宰。さまざまな占術や心理学を学び、独...
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