恋愛|恋愛に占いを活かすには?

こんにちは! 占いの現場で最も多いご相談は、恋愛・仕事・人間関係についてですが、なかでも恋愛相談は切実な想いが詰まっている相談の一つとなります。

その想いを叶えるべく、占い師も奮闘するのですが、なかなかすぐに願望成就するとは限りません。今日は、なぜか恋愛がうまくいかない人に向けて、占いの現場からお伝えします。

 

 

 

恋愛成就のための占い現場では、まずは生年月日で占う「命術」でお客様のバイオリズムをみて、うまくいきそうな時期を割り出します。

 

ところが、そのタイミングで動いてうまくいく人は、おそらく気持ちがハッキリしていて迷いがない人が多いのだと思います。
不思議なことに多くの人はタイミング通りに動くことを結果的にためらったりするようです。またタロットなどの「卜占」で、相手の気持ちを知って、仮に「相手も想ってくれている」という結果を得たとしても、うまくいくとは限りません。

 

占いで得た結果をいったん忘れて「無心」になれればいいのですが、恋愛相手の実際の反応よりも、占いの未来の結果のほうに気を取られて、意識してぎこちなくなってしまったり、構えてしまったり、コミュニケーションがかえってうまくいかないというパターンもあります。

人とのご縁は運命的なものもあり、個人の力だけで動かせるものではないのかもしれません。どうしてもすれ違うご縁というのもあります。
そして、恋愛が盛り上がる時期があれば、そうでもない時期もあり、人によっては別れが宿命的となる時期もあるでしょう。そんな時は占い上でもはっきりでることが多いものです。けれども、チャレンジすることに意義があるともいえますので、正直にお伝えはしても占い結果が正しいと断言することはできません。

 

そして、見逃してはいけないのが、自分の「恋愛パターン」が恋愛の成功を邪魔をしている場合があるということです。
人には本人にしかわからない「思い込み」や「刷り込み」があるものです。「男とは」「女とは」から始まり「恋愛とは」「結婚とは」こういうものだ。などなど、自分が普通だと思っていることは、とても狭い視野に基づいた価値観かもしれませんし、両親からの受け売りの影響もあるかもしれません。その思い込みは強烈に根付いているものが多く「恋愛パターン」として確立されていることがあります。

 

占いは、あなたの恋愛パターンを分析するには良いツールになります。なぜ、いつも同じパターンになってしまうのか。同じ失敗を繰り返してしまう時には、恋愛パターン=刷り込みによる心のパターンが邪魔をしていることがあるかもしれません。

 

自分はどんな人間なのだろう。

 

そこから知ることはとても大事です。例えば、大好きな人が「女性は仕事よりも家庭を優先にしてほしい」というタイプだったとき、もし自分の本質が自由と平等を求め外に出たいタイプだと分かれば、そんな相手と一緒に居続けるには相当な覚悟や割り切りが必要になるでしょう。そして覚悟を持って努力することで、うまくいくように双方が歩み寄れるようになるかもしれません。もし別れを経験した場合でも、もっと自分に合う相手を探すことでその経験を乗り越えられるでしょう。

 

でも自分の本質を知らなければ、自分を無駄に責め続けてしまったり、別れをいつまでも後悔してしまうことがあるかもしれません。

 

またなぜか恋愛をすると本当の自分を出せなくなる、あるいはいつも失敗するというパターンを持っている人もいるかもしれません。もしそれが「占い」で特殊な恋愛パターンとして示されていた場合、それを修正しないままで、がんばってもなかなかうまくいかないかもしれません。


恋愛成就のためには、勢いも大切かもしれませんが、相手が自分に合っているのかどうか、自分の思い込みや悪いクセを押し付けていないか知ることも大切になるでしょう。運命的な出会いや、ドラマチックな展開を夢見る人も多いのですが、もしそれだけではうまくいかない場合は、一度占いでじっくり自分を分析してみるのもおススメです。

 

占いを使って自分を冷静に分析して努力することで、現実的な恋愛成就の方法がわかってくるかもしれません。

 

筆者は恋愛相談をたくさん伺っていますが、成就までの道のりは、いかに思い込みを捨てて、時には気長な努力が必要かということを感じています。恋が生まれる時期をお伝えするのは比較的簡単にできるのですが、問題はお付き合いが始まってからになります。そこでは、相手を思いやり試行錯誤でうまくいく方法を探っていくことが必要になるでしょう。

 

ダメになりそうな時に、「占いでは大丈夫と出ている。」という結果を得て、持ち直すことも多々あり、それは占いが良く作用した時だと思えます。

 

しかし占いが害になることもあり、相手との駆け引きのために占いを使ってしまう場合、占いで相手の愛情を確認することで安心するのはいいけれど、かえって強気になってしまい、態度にも表れてしまい、相手に対して「真心」が伝わらなくなってしまい、結果的に関係が悪化してしまうこともあります。

 

占いを使うことで、強気になったり、構えてしまったり、占い結果ばかりが頭に残ってしまい、相手の気持ちを察知できなくなってしまったり、そういった「害を及ぼす可能性」についても知っておいたほうが良いでしょう。大切なのは占いを使って「相手をコントロールしないこと」です。コントロールしようとするとたちまち相手に伝わってしまうでしょう。

 

占いは信じるものではなく、一つのアドバイスだと思ったほうが良いでしょう。ただし、縁や運命というものがあるのも確かで、それに対して意志を通せる時と通せない時があることも知っておいたほうが良いでしょう。

 

いずれにしろ、「占い」は自分だけでは気づかない何かに気づかせてくれるツールであり、良いアドバイスが得られた時は人生をステップアップさせてくれることも多々あるでしょう。占い師の立場としては、占いが皆様にとって少しでも助けになれば幸いです。

 

 

 

天晶礼乃

author:天晶礼乃

天晶礼乃(てんしょうあやの) 占い師歴15年。親子2代の占い師で、複数の有名研究家の元で学びながら、鑑定歴30年の四柱推...
みんなにもさちこいの占いを
シェアしてね!

目的から占いを探す

完全無料‼ハワイの44種類のカードで
当たる◆ホロホロタロット占い