恋愛テク|酸化と糖化を防ぎ、美肌と美ボディを一緒に叶えよう

30歳を過ぎたあたりから女性の美しさには差が出てきます。

 

年齢を重ねてもスリムでお肌も艶々で若々しい人、ボディラインがもたつき、お肌がくすみ、シミ、シワなどが現れて老けて見える人。

 

その違いは何なのでしょうか?


その違いの鍵を握るのは、「酸化」と「糖化」。

女性なら誰でもいつまでも若々しく美しくいたいですよね。その願いを叶えるために、酸化と糖化について知っておきましょう。

 


◆体を錆びさせる酸化
酸化とは、一言で言うと「体が錆びる」こと。金属が錆びるのと同じように体も錆びるのです。りんごを剥いてしばらくたつと、茶色くなってくるのも酸化の仕業です。この錆びの原因は、酸素と物体が化学反応を起こして酸化するためです。
私たちの体は、呼吸によって絶えず酸素を取り込んでいます。この酸素が体の隅々にまで届けられることによってエネルギーを作り出しますが、取り入れた酸素の一部は体に有害な「活性酸素」に変化します。体の細胞は細胞膜で包まれていますが、その細胞膜は脂質でできていて活性酸素に攻撃されると有毒な過酸化脂質に変化して蓄積されます。そして、最終的には正常な細胞分裂ができなくなり、正常な細胞が減少していきます。そのため、老化が進んでいくのです。活性酸素は、呼吸以外にも紫外線、排気のガス、ストレス、喫煙、食品
添加物などによっても作られます。

 


◆体をこげさせる糖化
砂糖と牛乳を含むクッキーやパンケーキなどは、焼くときつね色に色づきます。これは、糖とタンパク質が結びつき、たんぱく質が変性するために起こるものですが、これこそが糖化で、体でも同様のことが起きています。食事によって摂り過ぎた余分な糖と体を構成している筋肉や血液などのたんぱく質や脂質が不正常に結びつき、たんぱく質を変性・劣化。体内で反応するとAGEという終末糖化産物に変化します。AGEが体内に蓄積するとお肌のハリやキメが失われたり、骨や血管がもろくなってしまい、体に悪影響を与えてしまいます。
お肌のハリは、真皮にあるコラーゲンとエラスチンという繊維がベッドのスプリングのように支え合い、お肌にハリをもたせています。コラーゲンもエラスチンもタンパク質の一種なので、過剰な糖と結びつくと糖化してしまいます。
糖化が進むとお肌の弾力が失われ、硬くなってしまいます。そのため、キメが荒さやシワ、たるみの原因となってしまうのです。また、糖化によって発生する老廃物は、皮膚の細胞に留まるため、くすみや黒ずみの原因となり、お肌の透明感が失われてしまいます。ストレスも糖化の原因となりますので、ストレスへの対策も大切です。

ここまで聞くと、何だか気が滅入りそうになりますよね。でも、日頃の生活で抗酸化と抗糖化を心がければ、いつまでも若々しく美しく年を重ねることができるのです。

 


◆酸化を防ぐ「抗酸化」


・質の悪い油を避け、良い油を摂る
酸化を防ぐためには、質の悪い油を避けること。質の悪い油とは、マーガリンやパン、ケーキなどに含まれるトランス脂肪酸、サラダ油、いっけん健康そうなイメージのあるキャノーラ油などです。また、時間が経つと油は酸化してしまうので、使い古した油や揚げ物など、時間が経った油で調理したものも注意が必要です。オリーブオイルは体にも良く、酸化しにくい油なので、加熱料理におすすめです。


・紫外線対策をする
紫外線により皮脂は酸化します。適度な皮脂はお肌に必要ですが、過剰な皮脂分泌があるお肌は酸化して老化を早めてしまいますので、水分をしっかり与えてお肌の水分と脂分のバランスを整えることが大切です。また、紫外線の影響を避けるために日焼け止めは1年を通してかかせません。抗酸化成分が入った日焼け止めもありますので、選ぶ際には確認しましょう。

 


◆糖化を抑える「抗糖化」
糖質は、甘いお菓子や主食となるご飯、パン、麺などに含まれているイメージがありますが、野菜などにも含まれていて、量は違えどもほとんどの食べ物に含まれています。糖質は体のエネルギー源としてなくてはならないもので、糖質がなければ体も頭も動きません。ところが、体に必要な量を超えて摂りすぎてしまったときに、糖化して老化を進めてしまいます。
一度撮りすぎてしまったAGEは、なかなか排出されず、体の中に蓄積されてしまいますが、体に溜まりにくい生活をしていれば、糖化の影響を抑えることができます。


・血糖値の急上昇を避ける
糖化を防ぐには、血糖値の急上昇を防ぐ食事が大切です。そのためには、食べ物のGI値を参考に血糖値を上げやすい食べ物を避け、「食べる順番」に気をつける必要があります。

食事の際は、血糖値の低い野菜やキノコ類から食べ始めます。野菜は、糖質の吸収を防ぎ、血糖値の急上昇を防いでくれます。できれば、最初に5分かけて野菜を食べると血糖値が安定してきます。なお、かぼちゃやさつまいもなどのイモ類やニンジンなどの根菜類は糖質が多いので避け、レタスやキャベツなどの葉物やトマトなどの野菜がおすすめです。また、旬の野菜には栄養素が多く含まれているので、積極的に摂りたいです。

そして、野菜を食べた後に汁物や小鉢を食べて、お肉や野菜などのたんぱく質を食べます。最後に糖質のご飯を食べます。パン、麺類は血糖値を上げやすいので、お米がおすすめです。玄米や雑穀米だと血糖値の上昇を抑えるだけでなく、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素も摂れるので、さらにおすすめです。少し足りないかな、と感じるぐらいの腹七部目で食事を終わらせましょう。
「白砂糖」は血糖値を急上昇させ、糖化を進める代表選手。市販のお菓子やジュースのほとんどが白砂糖でできています。また、外食やお弁当に入っている料理にも白砂糖が使われています。それらは、たまのご褒美として、家で作る料理には、てんさい糖やきび砂糖、メープルシロップなどの甘味料を使いましょう。


・有酸素運動をする
ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動には、体の中に蓄積された糖を減少させる働きがあります。ウォーキングやジョギングの時間を取らなくても、通勤や買い物のときに1駅歩いたり、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使うようにするだけでも。大切なのは続けることです。日常の中で、できることから始めて、できそうなときには運動を取り入れていく方法がおすすめです。


・ストレスを緩和する
ストレスの原因を排除することが近道ですが、なかなかすぐに対処できない場合も多いと思います。ストレスを排除することに力を注ぐよりも、リラックスする時間を作る方が簡単です。まずは1日に5分から。アロマの香りを嗅ぐ、湯船に浸かって体を緩める、ストレッチするなど、心を緩める時間を作りましょう。また、良質な睡眠はストレス緩和に絶大な効果があります。


◆おわりに
「酸化」と「糖化」を防ぐことが美を制します。年齢を重ねても若々しくて美しい肌と体をキープすることができます。ほんの少しの意識がやがて習慣になり、習慣になってしまえば、当たり前になります。最初が肝心! 早速今日から始めてみてくださいね。

 

 

 

chiie

author:chiie

Chiie スキンケアメーカーで10年勤務後、ライターとして独立。1万人を超えるお肌の相談と自身の経験から肌の美しさには...
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