匿名で誹謗中傷する心理とは?

「新型コロナウィルス」の勢いが終息を見せない中、テレワークや巣籠り生活が続いている方も多いと思います。

一方でご通勤やご通学を避けられない方は、PCやスマホを片手に、様々な状況にご対応されつつ情報を得ている事と思います。

 

SNSは便利に使えば、現代になくてはならないツールですが、反面、匿名性の高いSNSは、誹謗中傷の被害者を量産する恐ろしいツールにもなっています。

 

直近でも心無い誹謗中傷の被害に合われ、人生を終わらせてしまった著名人様と、そのご親族様に向けて、心から謹んでお悔み申し上げると共に、今まさに苦しい現実に立ち向かわれている方々へ、少しでも心の安らぎと、なにかしらお役に立てる記事になれたら、という想いを込めて、コラムを進めて参ります。

 

◆ そもそもSNSって?? ◆


Social(ソーシャル)Networking(ネットワーキング)Service(サービス)は、文字通り、社会的繋がりを提供するサービスです。

 

便利に使えばとても素早く必要な情報が取得可能ですし、人生で成せる事への夢や目標作りのきっかけを探せるツールにもなります。

 

コミュニケーションツールとしても役立つし、使い方もとても気軽で簡単で、写真や動画も瞬時にアップできるので、仕事やプライベートにも大活躍します。

 

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◆ 誹謗中傷とクレーマー ◆


仕事をされている方ならば、誰しも一度はクレーマーに接した体験をお持ちではないでしょうか?

私しずくも、30年以上の社会人経験の中、かなりの業界を渡ってきており、どの世界に生きていても不思議と必ずクレーマーがいるのを体感しております。

 

今回のテーマ「SNSの誹謗中傷」と、昔のクレーマーとの大きく違う部分は、「見えるor見えない」です。

言い換えれば「無関係の他人に見られるor見られない」という、そこに大きな差があると感じます。

 

SNSの誹謗中傷の質(タチ)が悪いのは、見ず知らずの他人が、自分のむしゃくしゃした感情等を理由に総攻撃をしかけるところで、それは無差別に通り魔的な犯罪を実行してしまう人間と同じレベルです。

 

さらにそれらがSNSの記録に残ってしまう事で、受けた側は心に深く突き刺さった傷がいつまでも癒せず、時間を経ても傷の修復をするどころか、再起不能の極致にまで追い詰められます。

 

ここまで通信技術が発展していなかった時代には、それこそ「電話」が連絡ツールの主体でした。

 

長時間に渡り、よくもそんなに文句が吐けるな、と感心するくらいタラタラ言葉攻撃が続くので、まともに聞いている側は、受話器を離して耳を休めたくなります。

 

そして、こういうクレーマーは、電話口が女性の声だと、強気になって横柄な口を叩くし、卑猥な言葉も発するし、キンキン声で怒鳴る女性など多種多様に存在します。(私しずくのラインナップをすべてお教えしたいくらいです)


受け手の中には泣いてしまう女性もおりましたし、対面型の接客現場では、質の悪い来場者に土下座を強要されて、ワンワン泣き叫んだ女子社員をなだめた経験も過去にあります。

でもある意味、現代の誹謗中傷に比べれば、まだ昔のクレーマーの方が少しはマシだったかもしれません・・・。

◆ 人間の記憶力 ◆


人間は忘れる生き物と言われます。

人間の脳が全てを記憶したら本当にパンクするのか?を突き詰めている研究者も存在するようですが、見聞きしたモノを効率的に処理する脳の保ちうるチカラはまだ全てが解明されていません。

だから言えることは、多くの人が見たり聞いたり、記憶に残る行動には、各々が「厳重取扱注意」をしなくてはいけないのです。

 

匿名だからバレない、と浅はかに考えて、自分のストレスのはけ口に、あるがままのイライラをぶつけ、度を越した言論の自由を振りかざす行為をする前に、まずは立ち止まって考えるチカラを養ってほしいと切に願います。

 

SNSに発信する直前に「その行動を起こす動機がキレイか?」と自分自身に尋ねてほしいのです。なぜなら、それがその文章を書いた張本人を救う手段にもなるからです。

 

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◆ 因果応報 ◆


世の中の出来事は、全てに原因があって結果が伴うのです。

 

誹謗中傷を行う者の行き過ぎた行為は、全てその人自身に返ってきます。

言葉にしなければ良い、ということではなく、思うだけでもいますぐ止める事をお勧めします。

なぜなら浮かぶ悪意の波長が、その人の縁を運んでくるからです。

 

じゃあこのイライラをどうしたらよい?という人は、ストレス処理の3パターンについて理解する事をお勧めします。

 

心理学で言われている

「①逃闘反応」(別名:脅威反応)や、

「②チャレンジ反応」、

「③思いやり・絆反応」を御存知でしょうか?

 

強いストレスを受けた場合は、「逃げる」もしくは、「闘う」を選択する人も多く、「なにくそ!」と「挑戦(チャレンジ)」していくのもストレス反応の姿です。

もちろんご自身が落ち着くまでは、その事象から逃げて良いし、理不尽な相手とは法廷内で堂々と闘っても良いです。

 

ご自身に余力があれば、ストレスをバネにも変え、チャレンジするのも良いでしょう。

ですが、最適なストレス処理方法は③の相手を労わろう、と切り替える方法と言われています。

脳のスイッチを「恐怖から勇気」に変えるのです。

 

嫌なことをしてきた相手を労わる境地は大変難しい事ですが、他人を変えることはそもそもできないので、「自分の捉え方を変える」手段を試してみてください。

この事象を「自分が成長する機会」と捉えることも一つの手段といえます。

 

ゆくゆくはその体験がご自分の強みにもなるので「試す価値アリ」と思いませんか?

 

◆ いかがでしたか?? ◆


太古の昔から尽きない悩みの主軸は、やはり人間関係がトップに挙げられます。

「あの人にこう言われた」、「こう思われた」、「こんなことされた」、等々、誰しもが苦境を経験し、その種類も「10人10色」、「100人100色」と、人の数だけ悩みもあるので、人によっては些細なことでも、受け手が変われば耐え難い苦痛になり得ます。

 

少しでもご自身の心を安らかにする為、最後に「古からのありがたいお言葉」をご紹介させてください。


■「今日ほめて、明日悪く言う人の口。泣くも笑うもウソの世の中。」


他人の言葉や評価に一喜一憂すると、ストレスはたまるばかりです。

それならご自分の捉え方を少しだけ変えてみてはいかがでしょうか?

「自分は自分」とご自身に魔法をかけられる優しい言葉は沢山ありますし、世の中は「諸行無常(すべてのものは続かない。変わり通しである)」です。

 

辛い場合は、全然逃げて良いし、全然目を背けていいし、それらは全然卑怯じゃありません。

むしろご自身を守る手段のひとつです。

今現在、とてもツライ気持ちを抱えて、八方塞がりとしか思えない状況のアナタが、もしも誰かの言葉で少しでも落ち着けそうな気分になれるなら、よければ「さちこい:しずく」を思い出して下さい。

 

占いの世界では「中宮(ちゅうぐう)」と言って、この世に生きるわれらには、誰にでも必ず八方ふさがりになる時期があるのだと示せます。

 

時が必ず解決を導き出しますし、誰にでも光は必ず見えてくると信じて下さい

 

☆今回も読んでくださって有難うございました。

☆皆様の日々に嬉しい涙が続く毎日になりますように!


愛を込めて☆byしずく♪

 

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