今は友人の一人でも、ある出来事をキッカケにあの人の気持ちが傾きそう

あの人が心惹かれる異性のタイプは、笑顔が素敵な人です。

 

いつも目が合うとにっこりと微笑んでくれる、そしてついこちらも顔がほころんでしまう。その場にいるだけで雰囲気を明るくし、特別なことをしなくてもみんなをまとめ上げるカリスマ性を備えた異性。

 

そんな人を見ると気になってしまうでしょう。

 

「この人は自分に恥をかかせない」と思わせてくれる人であればなおさらいいです。笑顔が素敵、という面であなたにも半分ほど当てはまっています。

 

あの人に幼い頃の家族の話を聞くのはタブーです。なぜなら、その頃にはあまりいい思い出がないから。

 

他人と関わるようになってから、自分の家庭は他の人のものとは違っているのだと気づいたのです。そのことにコンプレックスを抱くようになったあの人は、なるべく家の話はしないようになっていきました。

 

できるだけみんなと同じように、周囲から浮かないように、「普通」に振る舞うように心がけていたでしょう。今でもそこに触れられるとつらいのです。

 

あの人が恋人に対して求めるのは、飛び抜けた個性がないことです。

 

変わっていると言いますか、性質の一部分だけがすごく強調されたように強烈な個性を持った人がいるでしょう。どこにいても注目を浴び、良くも悪くも人の噂の的になってしまう人が。

 

あの人はそのような人を見ると、どうにも苦手意識を持ってしまうようで、なるべく関わらないようにしています。だから、恋人にはそういったタイプではない普通の人を求めるのです。

 

あの人はあなたといると居心地が良いと感じるようです。他人の踏み込んではいけない領域というものをきちんと弁えていて、思ったことをすぐ口にするということもないでしょう。

 

あの人が「これは詳しく話したくない」と思う部分があったとしたら、あなたはそれを雰囲気から察知できます。人によっては面白半分で聞いてしまうでしょうが、あなたに限ってはそのようなことを決してしません。

 

相手の嫌がることをしない、だから一緒にいると心地良い。そこがあなたの魅力です。

 

あの人はあなたの匂いを嗅ぐと、淫らな欲望をかきたてられてしまうようです。

 

香水やシャンプーなどの、人工的な甘い匂いではなく、その人独自の体臭と言いますか、フェロモンのようなものを感じ取っているのでしょう。

 

良いとも悪いとも、「こんな匂いである」とも言えませんが、とにかくあなたから漂ってくる匂いがあの人にとっては本能を刺激されるものである、というのは間違いありません。

 

つい淫らな想像をした時も一度や二度ではないのです。

 

あの人はあなたのことを信頼できる友人の一人だと思っています。

 

あなたは人を裏切るようなまねはしませんし、友人が困っていたらすかさず手を貸そうとするでしょう。人情に厚く、人の気持ちを思い遣れるあなたは、あの人の大切な友人なのです。

 

また、反対にあなたが困っていたら助けてあげたい、泣いていたら慰めてあげたい。真っ先にあなたに頼ってもらえる人間になりたいとも思っています。

 

かけがえのない存在である、という認識でしょう。

 

あなたへの想いが変化するのは、意外な一面を見た時です。特に、パーティーなどのお酒の席で起こる可能性が高いでしょう。

 

そういった場面では、お酒の力も手伝ってハメを外しやすい。普段は言えない本音が出てしまうことが多いです。

 

怒りっぽいと思っていた人が酔うと人に甘えたがったり、強いと思っていた人が弱音を吐きながら涙を流したり。

 

あなたも、あの人にそれまで見せていなかった面をぽろっとさらけ出し、それを見たあの人の気持ちは傾きます。

 

その出来事があってから、あの人はあなたに対する気持ちが変化していることに気づきます。それまでは気の許せる友人だと思っていたけれど、他の友人と同じ目では見られなくなってくるのです。

 

いつも通りに接しようとしても、なぜか気が急いてしまう。目が合わせられなくて手からは汗が噴き出す。そして、あなたを見ていると鼓動が速まっていくことに戸惑い……。

 

こうして、友人から恋人へと、あなたとの関係を変化させることを望むのです。

 

あの人の好みのタイプを花で例えると、華やかで情熱的に咲き誇り人々の目を惹き付けてやまない「バラ」よりも、道端にひっそりと咲いていて、普段は誰の目にもとまらないけれど温かさを感じさせる「タンポポ」です。

 

人の輪の中心的存在ではなく、陰で力を発揮し主役を引き立たせる、そんな人が好きでしょう。相手があまり我の強い人だと疲れてしまうようで「自分とは合わない」と感じ、一線を引くこともあります。

 

あの人の目にとまるような人になりたいのならば、出しゃばらずに控え目にするといいでしょう。笑顔で人の話に耳を傾け、頷いている。けれど意見を求められた時にはしっかりと自分の考えを発言できる。そんな人を目指してください。