恋愛占い｜大恋愛を読む「あなたの運命の人とその恋」～3人の宿命人～

そのお相手に、あなたは夢中になってしまいます。

 

ここに至るまでに多くの人を好きになった経験があるあなたでも、まだまだ恋愛スキルが足りなかったのでしょう。

 

あなたは自分の方から好きになってしまい、まるで底なし沼に足を取られているときのように、脱出できないところまで引き込まれてしまいます。

 

元々あなたは、恋人となるべき人に容姿端麗であることや、礼儀正しさや深い知識とクレバーな頭脳を持っていることを望んでいます。

 

つまり、完璧主義なところがあるのです。

 

このため、好きになる人は限定されます。

 

いえ、好きになっても自分の気持ちに正直にはならず、この厳しい条件をクリアしていないことを理由に、自分で自分に「この人ではない」と言い聞かせているというのが正しいでしょうか。

 

恋愛の延長にはつねに結婚を意識していて、1人に絞る義務があることを強く認識しているから、この条件に対してガンコになってしまっているのかもしれません。

 

そんな状態のあなたにとって、「この人に間違いない！」と思える存在が、このお相手です。

 

あなたは勇気を振り絞って、また知恵と度胸を奮い立たせて、必死にアプローチをします。

 

このアプローチは一定の成果を上げますが、交際を始めてみると、あなたはまた自分に言い聞かせてばかりです。

 

「この人は求めていた条件を持っているから、この人のことが好きに違いない」と。

 

果たして、あなたはときめきとともに、苦労も背負うのです。

 

この恋愛において、あなたは明確なテーマを持っています。

 

それは、あなたの身近にいる友人に影響されたものであり、これまでのあなたが求めていた「完璧な条件を持つ人」から、少しハードルを下げてみることです。

 

あなたの身近な人たちは、深く考えて人のことを好きになっていないのです。

 

それどころか、考えてしまったらとても恋愛ができないような「不倫」をふくめ、何人かの人と同時に交際することもあるでしょう。

 

それでも、あなたよりはずっと楽しそうに見えるのです。

 

世の中には、ときどきこういう正反対の考え方を持つ者同士が友人になるというミラクルが起こりますが、まさにあなたたちもそれに当てはまります。

 

あなたは、たまたま別の友人に紹介された人と仲良くなり、デートを重ねて行きます。

 

この人の容姿は平均レベルを大きく超えているし、とてもクレバーでチャーミングです。

 

でも、あなたが設定していた基準には、少し足りないのです。

 

ところが、交際をスタートさせてみると、これまでの自分が高い基準を設定していたことが馬鹿馬鹿しく感じるくらい、とても楽しいのです。

 

この人のことを大切にしていこうと思うことができて、スムーズに愛することができるのです。

 

そしてこのお相手は、あなたのことも、深く愛してくれます。

 

誕生日にはあなたが望んでいたプレゼントをくれるし、行きたいと思っていた場所へ一緒に旅行することもあるでしょう。

 

あなたは確実に心の成長を遂げます。

 

この人との出会いがある直前に、あなたは身の回りの環境を意識的に変化させるようです。

 

それは気分を一新するものであり、どこか悪い運気を吹き飛ばそうという気持ちもふくまれているようです。

 

あなたはこういう自分の気持ちをコントロールすることがとてもうまい人ですね。

 

気分を変えるイベントを用意して、それによって計画通りのフレッシュな気分を取り戻します。

 

それはあらゆることに対して空腹になったような状態で、好奇心が増大して、出会いや愛情の交換を強く求める行動を呼び起こします。

 

こういう状態ですから、多くの異性に目がとまり、自分がアプローチできる「射程距離」まで距離をつめた「候補者」も、複数キープしている状態になります。

 

さて、そこであなたは候補者たちの条件を検討し始めます。

 

厳しいハードルを設けたら、なかなか恋が手に入らなくなるということを、すっかり忘れてしまっているのでしょう。

 

かくして、あなたは少し空回りをしながら、1人のパートナーを射落とします。

 

その人は世間の基準に照らし合わせたら、とてもレベルが高い人です。

 

だけどやはり条件にこだわっていたあなたには、少し物足りないと感じるところがあり、あなたのその気持ちを敏感に受け取った相手は、あなたに心を開くことに、わずかな「ためらい」を感じるのです。

 

この状態ですから、2人が打ち解け合うためには少し長い時間が必要となります。

 

でも、時間がかかるだけのことです。

 

あなたの愛や情熱が、もっとも高揚する相手は、2番目に出会う人でしょう。

 

なぜそんなに心が熱く燃えるのか、その理由をあなたはなかなか理解できないでしょう。

 

おそらくその答えは、｢知りたい｣という欲求がわくけれど、なかなかそれを満たすことができないからです。

 

満たされない欲求は、それが達成されるまで強い感情であり続けるのです。

 

この相手は、あなたが用意していた基準を満たしていない人です。

 

あなたの基準は、多岐にわたって抜け目なく網羅されています。

 

ですから、あなたが好きになった人がいるとして、あなたは交際をスタートさせる前に、相手のほとんどのことを知ってしまっているのです。

 

これでは、満たされない欲求を満たそうとするときにわくような、強い感情は生まれてきません。

 

逆に、このときの相手はあなたの持っている「ものさし」では、計ることができない規格外な部分があります。

 

この部分が燃え上がらせる要因です。

 

誤解や行き違いがあったとしても、あなたはピュアな心を持っていますから、後悔するような恋愛や、失敗だったと反省するような経験はしないでしょう。

 

そして、あなたの持つ「自分に言い聞かせる」という癖は、良い方向に作用することもあるのです。

 

どんな恋愛であっても、また、あなたが失望するような事件があった人でも、「あの人を尊敬している」と言い聞かせることができるために、不満が残ることがないのです。

 

このために、スタートした交際はなかなか火が消えることがなく、それぞれの恋愛期間には、クロスオーバーしているタイミングもあります。

 

特に2番目に出会った人と、3番目に出会った人との交際期間には、2人の間に揺れ動くというシーズンがありそうなのです。

 

その中であなたが選択するのは、2番目に出会う人でしょう。

 

結婚相手を考えたときに、初めてあなたは強いこだわりを持つことが自分を不幸にしていると気がつき、それを捨てるのです。

 

あなたはいつも自分と向き合って生きている人です。

 

恋愛という他人と相対する行為においても、あなたは自分と向き合っています。

 

このため、あなたは本能のままに人を好きになるということがなく、「頭で考えて恋愛をする」という結果になりがちです。

 

あなたの人生において、恋愛が与える命題は、これを乗り越えることなのかも知れません。

 

あなたは出会いと別れを繰り返しながら、恋愛がうまく行かないことを嘆きます。

 

そして自分と向き合い、反省するのです。

 

失敗の原因は少しずつ究明されていき、一歩ずつ正解に近づいていきます。

 

そして、ついにはパーフェクトな答えを導き出せるのです。

 

私にはあなたが、多くの人たちの間で迷いながら、自問自答している姿が見えてきます。

 

自問自答だけではなく、あなたは自分の恋愛を振り返って、友人に研究結果を発表します。

 

私にはそのシーンが見えるのです。

 

このときの友人は、どうやらあなたが恋愛に悩み、落ち込んでいると思っているようです。

 

そこであなたが話していることが、あなたが恋愛に成功するための「正解」です。

 

おそらくそのタイミングが来たら、ここに披露したあなたの未来予言をデジャブのように思い出すことでしょう。