彼女たちの天職（1）オードリー・ヘップバーン～太陽星座が牡牛座～第10ハウスが水瓶座～
2018年7月9日
人生の晩年に天職と出合い、
精力的に生きた女性。
映画『ローマの休日』の主演を皮切りに、数々の映画で活躍し“永遠の妖精”と謳われた、オードリー・ヘップバーン。
彼女は、幼い頃に両親が離婚し、さら少女期に第二次大戦となり、ナチスから逃げるという悲惨な生活を余儀なくされていました。
そうした自分の意志ではどうしようもない不遇を経験した彼女は、終戦後、多くの人たちが精神的な打撃を克服するのに手間取っている間、その悔しさをバネにすることで、女優としてのキャリアを花開かせていきます。
彼女の天職といえるのは、晩年の愛情豊かな活動。スクリーンから遠ざかった後、彼女が選んだのは、幼い頃の自分と同じように、恵まれない世界の子供たちのために働くこと。ユニセフの親善大使となって、飢えや病気で苦しんでいる子供たちのために尽くしたのです。
不運を克服し、自分らしさを見失わずに生きたからこそ、天職を見つけ運命をさらに豊かにする術を得た、という理想的な例といえるでしょう。
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