まず、ハワイアン・タロットからの結果を、最高の形で受け取るための準備をしましょう。
軽く目を閉じ、ハワイに咲く鮮やかなお花、風、澄んだ海、自然溢れる景色を思い浮かべて見てください。
そしてゆったりと、大自然からのエネルギーを吸い込んでいくのをイメージしながら深呼吸をします。
肺まで一杯の空気を吸い、今度は身体に溜まった疲れを吐き出しましょう。
息を吐くときは、ゆっくりと細く長く吐くようにします。
この呼吸を4回繰り返して見てください。
身体が緩んでくるのが感じられることでしょう。
気持ちが安定してきたなと感じたら、準備は完了です。
鑑定結果に移りましょう。

彼があなたを異性として感じ始めたのはどんなときでしょうか？　 ここで出てきたカードは【プエオ】です。
プエオは「導き」を意味するカード。
近いうちに彼と接点が持てるような出来事が訪れるでしょう。
もうすでにあったかもしれませんし、近いうちに起こることかもしれません。
それが何なのかはあまり気にしなくても大丈夫。
プエオは絶妙なタイミングで知らせてくれるでしょう。
彼があなたに好意を抱き始めたのは、さりげないサポートを入れたとき。
彼の中であなたに対しての憧れはありましたが、どこか近寄りがたいような印象で、いままであまり接点がなかったのかもしれませんね。
ですが、あなたからそのきっかけを与えてもらったことをうれしく感じている様子。
そしてそのことがきっかけで、やはり自分の思い通りの素敵な人だったとあなたの魅力を再認識しています。

あなたは今、友達？　恋愛対象？　パートナー候補なのかみていきましょう。
ここは、【プエオ】のカードでさらにじっくりと観ていきます。
このプエオが出たとき、彼は導きを得ています。
それは不思議と不安に感じるものではなく、安心感を得られるような感覚。
彼はあなたからそのような印象を受け取っています。
このカードが出たら、与えられる好機を受け取りましょう。
彼はあなたに絶対的な信頼感を寄せています。
それはあなたが日頃から彼に対して、誠心誠意対応しているのを感じ取っているから。
彼はあなたのことを、静かで自分を正しい方向へ導いてくれる人だと評しています。
差し出がましく感じるようなことをすることなく、そっと温かく見守っていることを感じ取っているのでしょう。
彼にとってあなたの信頼感は不動なものです。
それゆえ、彼の中であなたの位置は恋愛対象か、パートナー候補。
どちらにするかはあなた次第だと言えそうですね。

彼はあなたのどういったところが好きだと思っているのでしょうか？ 44枚のカードの中から、この項目において出てきたのは、【フナ】のカードです。
このカードは秘密を意味するカードです。
このカードのシンボルは、カプ（禁制）のサインを表しています。
このカードからは彼は立ち入ることのできない領域があることを感じ取っているでしょう。
彼はあなたのミステリアスな雰囲気を気に入っています。
彼にとってあなたは探っても探りきれないような魅力を抱えており、攻略したと思っても次々に違う一面を見せるあなたに翻弄されている状態です。
また基本的に周りにいる人に気遣いもし、明るく振舞っているあなたですが、ふとした瞬間の物悲しさを感じされる瞬間があり、そのことが少し気になっています。
もともと探検好きで、謎を探ることが好きな性格の彼。
彼があなたの魅力にはまっている最中ですので、全てを明かさずにもう少しこの余韻を楽しんでみてもいいかもしれませんね。

あの人があなたにアピールしたいことについては【フナ】に注目してください。
フナのカードに描かれているシンボルはカプ（禁制）のサインを表します。
このカプには触れてはいけない領域が存在します。
それを破ってしまうと大変なことになりますので、注意が必要ですね。
彼があなたにアピールしたいと思っていることは、自分が誰に対しても心を開いているわけではないということ。
普段、人に対して明るく振舞ってみえるように見えても、実は社交辞令の場合が多いです。
表面では穏やかに見えても、土足で自分の世界に入り込まれるのは得意ではないので見えない壁を作ってしまいます。
親しみやすさは得意なので、とくに異性からそれで勘違いされることも多いはず。
あなたに対してもいらない心配をさせているのではないかと内心ヒヤヒヤしています。
ですが仕事上、付き合い上の関係からいい顔をしなければならないときもあり、その度にあなたから面白くないような顔をされてしまうと正直参ってしまっている様子。
本当の自分のことを知って、もっと自分を信用して欲しいと思っているようですよ。

彼の心に別の異性は存在しているのでしょうか？ この問いに対して答えを示しているのは【パフ】のカードです。
このパフとは太鼓のこと。
かつて神殿の儀式や王族の生活の中で、大切な合図を出すのにこの太鼓が使われてきました。
この太鼓を一心不乱に叩くということは、周りとの空気感を読まなければなりません。
神聖な立場であればあるほど、直感力が養われることになります。
ここではタイミングの重要性についてお話ししましょう。
彼の心に別の異性の姿は今のところ存在していませんが、スポット的にいいなと思う人の影が少し伺えます。
彼の目を引く人の特徴とは意外性があるような人物。
例えばいつもと違うファッションで身を包んでいたり、ハッとするような仕草を見せたときなど。
意外にも単純な一面があると思うかもしれませんね。
あなたの存在は前から認めていますし、彼の中でとびきりのインパクトを与えるためには何かしら反応を試してみてはどうでしょうか？　彼の興味を引いた者勝ちになります。

あの人はあなたをどの位気に入っているかについては【パフ】のカードが示しています。
パフとはタイミング、儀式を意味するカードです。
このカードが出たということは日常の感覚から高次元の感覚へ気づく時だと教えてくれます。
もしうまくいかないと感じることがあるなら、日頃のことを感謝し、自分の中にあるマナを覚醒する必要があることを告げています。
ふたりの気持ちは今、ズレてしまっているのかもしれません。
それはあなたのことを気に入っているからに他なりません。
意識すればするほど、肩に力が入ってしまい、思わぬところであなたを怒らせたり、悲しませている様子。
これほどまでに気にしている状態ですので、少しのボタンの掛け違いが解消されれば、全てが一気に解決の方向に進みだすでしょう。
そのためにはどこかでお互いが寛容になって歩み寄る必要があります。
または少し距離を置いて様子を伺ってみてもいいかもしれませんね。
彼にその判断が難しい分、あなたがしっかりと彼をリードしていければ問題ないでしょう。

あの人はどんな時にあなたが１番だな、と思うのでしょうか？　あの人があなたにとっても惹かれる時というのを観てみましょう。
あなた自身も気づいていないあなたの魅力がわかるかもしれませんね。
ここで回答してくれるカードは【オレ】です。
あの人はあなたと話していると、面白くて仕方がないといった気持ちになることがあるようです。
それはイマジネーションが豊かで時に突拍子もないような話をすることがあるからでしょう。
あなたにとっては普通に語っているだけのことも、あの人にとってはかなり印象的でユニークに思えていそう。
経験の豊富さや知っていることの多さなども感じられるために、一緒にいてきっと飽きないだろうな、ずっと近くにいても毎日面白いことが起こりそうだと想像し、あなたが１番かな？　といった思いになっているでしょう。

それではふたりの最終的な未来について観ていきましょう。
後退あるいは現状維持なのか？　恋は実っているのか？　気になりますね。
未来については【オレ】のカードがお伝えしますよ。
オレとはほら貝のこと。
ホラ貝を吹いて音楽を奏でるように言葉によって自分の人生を奏でましょうと告げます。
あの人のことをあまりに考えすぎて、自分の生き方や本当の望みがどこかにすっかりといっていませんか？　あの人あっての自分、あの人がいない人生は考えられない……。
そんな風に思いつめれば思いつめるほど、実はふたりの間の距離が開いてしまいます。
なぜなら、あの人は自分の真似をしてくれる人やいつも合わせてくれる人ではなく、個性を持ったひとりの楽しい人と恋をしたいと願っているからです。
あなたがあなたという人の良いところを見失わず、まっすぐに自分の人生を生きる事を楽しむとあの人のほうがあなたを手放したくないという思いを強めます。
自然に恋はうまくいくでしょう。
恋成就は当然のこととなってきます。

ここではまず、あの人のことは横においてあなた自身のことにだけまず焦点を当ててみましょう。
自分がどんな生き方をしてどんな夢を持っていて、どんな人生をこの先送っていきたいと考えているのか？　あなた自身の思いを確認してみてください。
相手のために自分の望みを諦めたり、相手の考えに合わせて生きようとしている場合、どこかの時点で恋愛はうまくいかなくなってしまうもの。
心に大丈夫と言い聞かせても、魂は窮屈に感じてしまうからです。
あなたの核となる考えや夢を一緒に歩んで生きられる人を最初から選ぶのがよいのですが、そこの点が好きな人と大きく離れているなら、まずしっかりと話し合うことが大事ですよ。
同じ方向を見て歩いていけそうなら、周りや運、たくさんのものからふたりの関係はサポートされます。
だからこそ、まずあなた自身の心・思い・望む生き方の確認をすることが幸せな恋へのファーストステップ。
そこをブラさず恋をしていくことが、長く続く幸せな関係を築き、ずっと愛される秘訣になるでしょう。
～Me ke aloha pumehana　（愛を込めて） Mahalo!