仕事運｜転職するなら、確認はしっかり。“ブラック”な扉を開けないための特別指南

あなたには、同僚や上司が「なぜこの仕事を続けているんだろう？」という疑問があるようね。給料や仕事内容に誇りが持てず、同じ仕事をしている人がバカみたいに見えているのね。

その答えは、自分で出すことができるわ。同僚や上司をひとりずつ眺めて、それぞれにいいところを発見して、心の中でほめてみて。

ひとつもいいところを発見できないなら、そんな仕事場にいることは、まったくあなたのためにならないわ。すぐ辞めなさい。

自分が尊敬出来る人、もしくは自分よりも能力が高いと判断できる人といっしょに仕事するべきだわ。職を変えるなら、尊敬できる人物がいそうかどうかを調べてからアクションを起こすようにしてみた方がいいわよ。

だけど、もしあなたがおごり高ぶった気持ちで、「自分よりも能力がある人がいない」と判断して転職しようとしているなら、その転職は確実に失敗するわよ。

だって、あなたより能力が高い人は、世の中にたくさんいるのよ。

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あなたは騙されやすいから、それが少し心配だわ。きちんと条件を判断して、さらに確実にその条件が履行される確認をとってから転職をするならば、損をすることはないわ。

ただし、確認の仕方が甘いと、たとえば週休２日の約束だったのが、あっという間に反故にされて、月に２日しか休めなかった。というようなことになりそうよ。

現在よりも給料が高く、休日も多いという好条件の職場であるところ以外なら、いまの仕事を続けなさい。

あなたにとって転職を考えることは、祭りみたいなものなのね。

祭りというと、お酒を飲んで踊ることを想像するかも知れないけれど、あなたの場合はそうではないわ。じわじわと感じている将来への「不安」を打ち消すための儀式としての祭りなの。

ヒンドゥーにはたくさんの神さまがいて、それぞれを讃える祭りが盛んなのよ。そのたくさんの祭りたちはいずれも、翌年の収穫や、天候不順などの不安を打ち消すための儀式として始まったものよ。

あなたは、家庭を持つということに対する経済的な不安や、住宅取得などの大きな買い物のためのローン。働けなくなった老後のことなどの不安を、転職という祭りをすれば、なんとかなると考えているわね。

果たして、転職すればその不安は打ち消されるかしら？　転職しても不安は消えないと判断したら、転職はしないことね。

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