占いコラム|気をつけたい日とは?暦と仲良くなって、運の良い人になる方法

最近「一粒万倍日」が話題にのぼり、暦を気にされる方が増えていると聞きます。
現代的な暦との上手な付き合い方や、暦の「気をつけたい日」に焦点をあて、どんな意味があり、どんなことを避けたらいいのかを具体的に解説していきます。

■ 吉日を選び、凶日を避ける

 

 

普段は何気なく過ごしていても、人生の節目で、何か実行する日を決めるときに私たちは「吉日かどうか」を無意識のうちに意識し吉日を選び、凶日を避けるのではないでしょうか?
 
入籍の日取りを決めるときには「大安」かどうか、マンションの契約をするときも「大安」かどうか、吉日を選びたいと思うものです。
 
吉日を選んで物事を進めたいところではありますが現代に生きる私たちにとって、吉日に合わせて予定を組むのがなかなか難しいものです。
 
結婚式も吉日にこだわらない方がいる一方で「一粒万倍日」が話題にのぼり、暦を気にされる方が増えているとも聞きます。
 
吉日や暦が気になり始めると「そもそも暦って何?」「それがどう自分に影響するの?」という疑問が浮かぶことと思います。
 
そこで今回は、現代的な暦との上手な付き合い方や、暦を自分の人生にうまくいかして、おめでたいことをさらにおめでたく、縁起の悪いことを避けて、人生をより一層楽しく過ごしていけるようにしていきたいと思います。
 
まずは、暦の「気をつけたい日」に焦点をあて、どんな意味があり、どんなことを避けたらいいのかを具体的に解説していきます。
 
暦と仲良くなって、運の良い人になっていきましょう!

 

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■ 現代的に暦をとらえるコツとは?


 

 

「新暦」「旧暦」とよく耳にしますが、日本は現在の新暦に改暦されてから、実はまだ148年しか経っていないというのはご存知ですか?
 
現在、世界各国で広く用いられているのは太陽暦(グレゴリオ暦)ですが、日本では明治6年(1873年)に太陰太陽暦から太陽暦へ改暦されました。
 
日本の「旧暦」とは一般的に現在の暦の一つ前に当たる明治5年まで29年間採用されていた「天保暦」のことをさします。
 
太陰太陽暦自体は旧暦以前から、日本の風土などにあわせて幾度となく修正され改暦されてきたそうです。
 
 暦と聞くと「立春」や「夏至」など二十四節気が思い浮かびますよね。
しかし暦が持つ知恵は二十四節気だけではありません。
 
例えば、「日曜」「月曜」「火曜」「水曜」「木曜」「金曜」「土曜」という一週間の曜日は七曜(しちよう)と言い、7つの天体のことです。
当たり前すぎて「暦」と聞いても思い浮かばない方もいらっしゃるかもしれませんが、この七曜も日の吉凶を占う暦注のひとつでした。
 
それから「大安」「仏滅」などの六輝(六曜)もよく聞くし目にする機会が多いですね。
 
六曜は、諸説ありますがもともとは古代中国で用いられた時刻の吉凶占いです。
日本に伝来して、時代とともに表現や順番などが変わりながら、日の吉凶を占うものとなり、現在の「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」となったと伝わります。
 
暦に記載されている日時や、方角などの吉凶、その日の運勢などを総称して「暦注」と呼ばれますが、その暦注の中でも吉凶を占うものとして現在の私たちに最も根付いているのが
この六曜ですよね。
 
さて、暦を紐解いていけば、現時点では起源や明確にはわかっていない暦注や時代とともに意味が変化した暦注など根拠となることがはっきりしないこともあります。
 
歴史とともに暦との関わり方も変化し、昭和と平成では暦に対するとらえ方も違うし、おそらく平成と令和でも違うでしょう。
 
それでも、これほどまでに日本で定着し、私たちの生活に密接に関わっていることを考えると、集合意識的にも吉日には吉のエネルギーがあふれているのは確かです。
 
暦には昔ながらの風習・習慣や、先人たちが経験を通してうまれた考え方、知恵がつまっているものともいえます。
 
悠久の時をこえて、私たちは先人たちの知恵をお借りしている、そう考えるとロマンがありますね。
 
では、暦の開運エネルギーを取り入れ開運するためにはどうしたらいいのでしょうか?
 
日々の暮らしや人生をよりよいものとして過ごしていくための道しるべのようなイメージでとらえると、暦と仲良くなれそうな気がしませんか?
 
 

■ 暦と仲良くなるのに大事なこととは?

その暦の開運エネルギーを自分にどう取り入れるか自分が吉日にこめられた意味をどう受け止めるかということが何よりも大事なことです。
 
まずは暦に込められた意味を明確化することが大事です。

自分の中で、「仏滅だと嫌だな」と思ったとしたら、なぜ嫌なのかということを自分で考えてみます。
 
「怖い」「なんか悪い日っぽい」「失敗したくない」など曖昧な答えの場合にモヤモヤとした不安がおこり、エネルギーの流れがつまります。
 
そのため、理解してみる、分解してみることをオススメします。
 
例えば、下記の3つの選日を理解したら、ご自身の中でどう変化がありますか?
 

【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)】


物事をはじめるのに良い吉日。
 
稲(お米)は一粒の種をまいたら、万倍の籾が穂に実ることになぞらえて、一粒万倍日にはじめたことは、やがてたくさんの実となるとされています。
 
万倍は「たくさん」ということの表現。
 
ただし、良くも悪くも増えていくのでこの日にお金を借りると借金が増えることにもなるので避けたい日と伝わりますので、ご注意くださいね


それにしても、自然の力には驚きますね。

種6粒がお茶碗1杯分のお米になるとか。
 

 

▼ 【不成就日(ふじょうじゅび)】


さわりがあって物事が望んだ通りに進まず、芳しくない結果を招く凶日とされています。
 
読んで字のごとく、何をやっても良い結果にはならない日ということですね。
結婚や移転、契約ごとも避けたほうがよい日。
 
「思い立ったが吉日」とはいかず、急に思い浮かんで行動して、物事をはじめるのは良くない日とされていますので、落ち着いて、冷静に考えることが大事。
 
ふと、「あ!これやりたい!!」「わ!欲しい!!」と急に感情が動いたときには暦をみてみるのもオススメです。
「ちょっと待ちなさいよ」と教えてくれるサインがそこにはあるかもしれません。
 
そして、この日は願い事をするのも良くない日とされています。
 
 
 

▼ 【三隣亡(さんりんぼう)】


「この日に建築関係のことをすると三軒隣までほろぼす」といわれ、建築関係の凶日です。
 
江戸時代の書物には、三隣亡はもともと「三輪宝」という吉日と捉えているものもあり、諸説あります。
しかし、三隣亡は凶日だと現在では認識されているので、建築関係や引越しは避けたい日と言えるでしょう。
 
 

■ 開運するためのエネルギーの指針

3つの選日をあげましたが、いかがでしたでしょうか?
 
吉日、凶日というのは実は重なることがあります。
 
例えば、一粒万倍日と不成就日が重なったらどうしたらいいのか?
 
一粒万倍日のほうが影響力があるから吉日だとする考えもありますが、それでも不成就日のエネルギーがあるわけです。
であれば、その日は避けたほうが良いですよね。
 
 
暦をみていると、「あれ?この日はどう捉えたらいいのだろう?」と思うこともあると思いますが、自分なりにその日の暦を見て、どんなエネルギーを感じるのかに注目するとよろしかろうと思います。
 
 
暦の吉凶は 自分自身が「これこれこういう意味で吉日だからこの日にはじめたことは良い方向にいく」という意識、「この日は凶日だけれど、この選日の根拠はなんだろうか」そういった意識を持ち、理解することで暦に対する漠然とした不安がなくなり、暦を開運するためのエネルギーの指針として自分の生活に上手に取り入れることができると、人生をより良く楽しいものとしてくれることと思います。
 
ぜひ活用してみてください。

 

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星風

author:星風

星風(ほしかぜ) 8歳より仙道気功を修め、11歳のころには小周天、全身周天、大周天をマスター。気の体で異界神界に入るなど...
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